2008年05月
2008年05月31日
ペスカトーレとの再会
ペスカトーレとの再会
(パースの宝物2004年6月)
上の写真はEシェッドマーケット横のオブジェだが、手漕ぎのボートでかもめとデートってことかな?
青い空がまぶしいね。
マーケットストリート(Market St)の一角にカプチーノ通りと呼ばれる場所があるが、ここにはどうしても行きたかったレストランがある。
そのレストランの名前はベラローマ(Bellaroma)。その名のとおり、イタリアンレストランである。
1996年の旅行でJさんと奥さんに連れてきてもらったレストランで、その後、数回フリーマントルを訪れているのに方向音痴の僕はそのレストランを探すことができず、6度目の渡豪でようやく見つけた経緯がある。
96年に来たときには、すぐ横で見たこともない大きさのピザを食べている人がいて、そのピザがファミリーサイズの一番大きなピザだと思い、友人は一回り小さいLサイズのピザを頼むことにした。
僕は魚介類が好きなのでペスカトーレを注文。
【今回の旅行でももちろんペスカトーレ】
しばらくして運ばれてきたピザを見て絶句。なんと隣のピザと同じ大きさのものが来たのだ。
「これがLサイズなら、ファミリーサイズってどんな大きさなのだろう・・・。」
今でもベラローマで見たファミリーサイズのピザを見たことはない。
しかもそのときに僕が注文したペスカトーレのおいしさは日本で味わったことがないおいしさだった。
そのトマトソースの味が忘れられず、日本でも何度もイタリアンレストランに入って探したが、その味に出会ったことは未だにない。
決して上品にお皿に載っているわけではないが、僕の口にぴったりなのである。
2年前にそこで食べたときも、もちろん今回も、ペスカトーレを注文したのは言うまでもない。今回はMサイズ(スパゲッティにもサイズがMとLの2種類ある)にした。
トマトソースを使った料理を日本で食べてもあまりおいしいと思わないのは、もしかしたら空気の違いではないかと思うことがある。
トマトソースは地中海性気候に適しているのかもしれない。
ある日、スパゲッティは硬水を使うからおいしいというTV番組をやっていて、ヨーロッパやオーストラリアは硬水使用だし、日本は軟水使用ということも一理あると納得したものだ。
この理論の方が正しいようにも思う。
ちなみに米は軟水の方がおいしいと言っていた。
お米の国、日本。理屈が合っているよね。
とにもかくにも、フリーマントルの、このレストランでペスカトーレに再会した僕は、またひとつ夢を叶えることができたのである。
【青空の下のタウンホール】
またその先にはフリーマントルの建造物の中でもシンボルとされているのがタウンホール(Fremantle Town Hall)の時計台がある。
旅行者は必ずといっていいほど時計台をバックに写真を撮るのだが、それもカメラを縦にして写す傾向が多い。
僕には写真を縦に撮ることが好きではないというくだらないこだわりがある。
その縦に撮りたくなってしまう時計台も、誘惑に負けずに写したのが上の写真である。
それまでは時計のすぐ下にある赤いリボンが、笑った口に見えて目立っていたのだが、その下のブラックスワンをいつも見逃してしまっていた。
ブラックスワンは西オーストラリア州の鳥でもある。あらためてブラックスワンの存在を認識した写真である(と思っている)。
【バックパッカーかなぁ】
自分が泊まっているホテルではないが、なんとなく外観に惹かれてレンズを向けてしまった。
もしかしたら格安で泊まれるようなホテルなのかもしれない。
しばらくキングススクエア(Kings Square)の周りをプラプラと歩いていたら、あっという間に午後の1時を過ぎていた。
・・・
2008年5月31日の日記
今日で5月もおしまいだね。
天気の悪い日が多かった関東の5月。
僕にとってはかなり凹んだ月でもあり、その上、この天気。
少しでも青空を見上げて生きていきたいと思っているのに・・・。
凹んだ・・・というよりも、実は今日から約2週間、ある講習会に参加することになり、これがまた僕にとっては大きな壁になっているのである。
そういう意味では『凹んだ』というよりも『これから毎日凹む』日々が続くってわけなのだ。
そのために、今僕に必要なのは・・・。
青空なんだよなぁ。
この2週間、できることなら上を向いて歩きたい。
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2008年05月30日
昼下がりのカプチーノ通り
昼下がりのカプチーノ通り
(パースの宝物2004年6月)
上の写真は・・・。
がははは。
鮫のサイクリングっすね。
実は西オーストラリアは案外鮫の多い地域でもあるわけで、そんなことからこの鮫さんもモデルになったのだろう。
そしてマウンテンバイクはオージーには必需品ってわけだ。
【カプチーノ通り】
多くの観光客でにぎわうのが街の中心にあるカプチーノ通り。
このカプチーノ通りにあるカフェやレストランのほとんどにはテラスがついていて、天気の良い日は外で食事をする人が多い。
街を行き交う人々を眺めながら食事をするのも楽しいものである。
【イタリアンレストラン ベラローマ】
カプチーノ通りには僕の目的のレストランがある。
生まれて初めてパスタがおいしいと思ったレストランである。
大袈裟に思われるが、事実なのだ。
それまでは好んでパスタは食べたことがないわけ。
2度目のパース旅行のときにJさんと奥さんに連れて来てもらったレストランだが、それ以降何度か訪れたフリーマントルでこの店を探すことができずにいた。
しかし、偶然にも2002年の旅行(5回目のパース旅行)で見つけた店である。
このときは職場の仲間6人で遊びにきたときだったから、みんなに自慢げに店を紹介したものだった。
それ以来、僕はパスタ好きになったわけだが、この店で味わったパスタを越えるものに未だ巡り合ったことはない。
そして再び、このベラローマでパスタを口にすることができるわけだ。
店の前の歩道を挟んで外にもテーブルが並ぶ。
車道に近いテーブルを確保し、椅子に腰をおろし、しばらくすると店員がコーヒーを持って来てくれた。
【カプチーノ通り】
フリーマントルの中でも中心街となっているカプチーノ通りではあるが、決して交通量が多いわけではない。
ひっきりなしに車が通るような都会だったら空気も良くないだろうが、この街を含め西オーストラリアは空気もきれいである。
しばらくすると目的のパスタがテーブルに運ばれてきた。
・・・
2008年5月30日の日記
雨・・・。
最近の関東は週末になると雨っていうパターンが多い。
僕にとっては週末であろうがなかろうが、それほど苦にはならないけれど、普通に土曜・日曜が休みの人にとっては憂鬱だよね。
今日は元職場に足を運び、さくっと仕事をこなしてから夜は喫茶店Cのマスターと飲みに出かけた。
帰りの電車はさすがに花金。
腰がグキッとなるほどの超満員。
気分が悪くなってしまったよ。
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2008年05月29日
バイオリン弾きの少年
バイオリン弾きの少年
(パースの宝物2004年6月)
上の写真はもちろんEシェッドマーケットの前に並んでいたオブジェのひとつ。
オブジェの色が青空と一体感になっていて、じっと眺めているだけで楽しい。
蒼の世界って感じだなぁ(うっとり)。
それにしてもこの鳥、ちょっといたずら好きなヤツだな。
【パステルカラーの街フリーマントル?】
実はフリーマントルには(一部を除いて)高いビルがない。
これは市で決められていて高さ制限があるとのことだが、空が広く見え、景観を損なわないようにしている。
そして空が広く見える原因のもう一つの理由は電線が最小限に抑えられていることだろう。
いや、もしかしたらフリーマントルには電線がないのかもしれない。
パースの市内にはときどき電線もあるが、電信柱は自然の木(多分ユーカリの木ではないかと思う。)を使っていることが多い。
【パステルカラーの街フリーマントル?】
日本のどこかの市でも電線を地中に入れる工事をしているところがあると聞いたことがある。
電線を地中に入れることはコストが高いのでなかなかできないらしいが、「自然に優しく」なんて言ってるわりには実行できない日本・・・。
是非オーストラリアを見習ってほしいものである。
きっとそこまで日本も実行したら心も豊かになるのではないだろうか。
僕の家を出て、近所で空を撮影しようとしたら、必ずといっていいほど電線が被写体に入ってくる。
一度も空が広いと感じたことがないのはそういうことなのだ。
そんな理由で僕のような素人がフリーマントルの街の中で写真を撮っても絵になってしまうのだから、大好きな街のひとつなのである。
【バイオリン弾きの少年】
街をブラブラと歩いていたら、ビルの一角に少年がやってきてバイオリンを弾きだした。
前に来たときにもこの場所に少女が立って音楽を奏でるシーンを見たことがある。
いつかこの少年も世界に飛び出すアーティストになるのかもしれない。
・・・
2008年5月29日の日記
朝から強い雨。
湿度が高くて体力が奪われる。
一日が過ぎてみると腰から下がガクガクブルブルって感じ。
このままじゃストレスたまりっぱなしだね。
まだまだこの天気は続くようだ。
この間は温泉でストレスを発散してきたつもりなんだけどね~。
【冷えひえのビールでストレス解消】
明日は久しぶりに元職場に行って来る。
これもストレス解消になるかな?
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2008年05月28日
久しぶりのミートパイ
久しぶりのミートパイ
(パースの宝物2004年6月)
「そういえばおなかが減っていたんだっけ・・・。」
Eシェッドマーケットの入り口にファーストフードの売っている店があったので、さっそくミートパイを買うことにした。
ぼくはその場所からオブジェの見える位置の椅子に腰掛けて、それを眺めながら食べることにした(写真上)。
ミートパイ・・・。
もちろんミートパイという存在は知っていたが、人生長く生きてきて(ちとオーバーかな)初めて口にしたのはオーストラリア1回目の旅行のときだった。
その味にショックを受け、日本に戻ってからもずっとミートパイを探し続けていた。
スーパーマーケットやコンビ二などでは「?もどき」はあっても、本場のミートパイはなかなかない。
あるとき、オーストラリア人の友達が、
「六本木のスーパーに売っているよ。」
と地図を書いてくれ、わざわざ買いに行ったことがある。
僕は普段でも六本木などには遊びに行かないから地理には詳しくないけれど、とあるマンションの1階に外国人向けのスーパーマーケットに冷凍のミートパイが売っていた。
もちろんそのミートパイを買っていったのは言うまでもない。
しかも10個も!
1年に1回か2回でいいから、誰でもショッキングな味に出会いたいと思うものではないだろうか。
また、2年前の旅行ではミートが少量でスイートポテトが多量にのっかっているのを食べたが、それはあまりおいしくはなかった。
ミートパイは純粋にミートパイであってほしい。
Eシェッドマーケットの中は観光客用のお土産屋さんが並んでいる。
同じ品物でも街に売っているものよりは多少安かったりするものもある。
衣類、置物などはもちろんだが、絵画、風景のポスターなどもある。
そこで働く人々も様々である。
老若男女、オージーも中国人もインド人も人種を越えた人々が店を出している。
一通りマーケットの中を見回したが、まだお土産を買おうという気にはなれなかった。
それにしてもマーケットの中を歩くのは楽しい。オーストラリアがいっぱい詰まってる気がするからである。
その後、フリーマントルの街に繰り出し、のんびりと青空の下で景色を楽しむことにした。
Eシェッドマーケットからフリーマントル駅までのんびりと歩いても10分もかからないが、ここからはようやく街の中心になる。
【フリーマントルのキャットバス】
ちょうど駅の手前にネコバス(僕はいつもCAT BUSをネコバスと呼ぶ)が停まっていた。
フリーマントルのネコバスはオレンジ色で明るい。その脇を歩きながら街の中に入っていく。
【教会】
駅の正面のクイーンズストリート(Queens St)を歩いていくと右手に大きな教会、聖ジョーンズアングリカン教会(St.Jone's Anglican Charch)があった。
そんなに興味もなかったのだが、通りがかりにその扉が開いていたので、中をのぞいてみたらあまりにもきれいで大きなステンドグラスがあり、思わず写真を撮りたくて中に入ってみた。
【ステンドグラス】
教会の中には人がいなくて、勝手に入っていいのかどうかもわからなかったが、ひんやりとした空間に誘われ、しばらく中に入り、神聖な気持ちにさせてもらうことにした。
・・・
2008年5月日28の日記
仕事がなかなかはかどらず、退社時間ぎりぎりまでかかる始末。
う~ん、我ながら情けないミスを連発。これは反省。
仕事が終わってから西参道で軽く食事を取って帰宅。
精神的に病んできているのかな。
やばい。
こんな調子じゃ、これから2~3週間かなり忙しいのに・・・。
渇!
って言われちゃうぞ、大沢の親分に・・・。
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2008年05月27日
オブジェに感動
オブジェに感動
(パースの宝物2004年6月)
道標を見ていると、だいたい行きたい場所が記されている。
それを頼りに次に行ったのは目的の一つでもあるEシェッド・マーケット(E-Shed Markets)である。
すでにマーケットはオープンされていたが、すぐそばにロットネスト島(Rottnest Island)行きのフェリー乗り場があるのに気づき、しばらく表にいることにした。
「このままロットネスト島に行ってもいいんだけどなぁ・・・。」
【Eシェッド・マーケットの歩道には無造作にこんなオブジェ】
今回の旅行でロットネスト島に行かないことにしたのは、季節の問題だけの理由である。
夏だったら絶対に行って、泳いで、遊んで楽しんじゃうんだけど、やはりこの時期の海の水は冷たいのだ。
まぁ、仕方ないことだ。
冬なんだから、ってことで断念してしまったのである。
以前、夏にロットネスト島に行ったとき、フリーマントルから乗るお客さんのほとんどがマウンテンバイクを持ち込んでいたのを思い出した。
この場所に溢れんばかりの人とマウンテンバイクがフェリーを待っていたのだ。
そのときはパースから乗船していたので、船の上からの景色しかみておらず、見る角度によっても全然違う世界に見える。
しかも今は冬・・・。数えるほどの人しかいない。
のんびりと周りを見渡していたときだった。僕の目にオブジェが飛び込んできた(写真上)。
「あ!あのオブジェだ!」
【カ、カ、カメラが・・・盗まれるよ~】
実は僕がパースに来る前に見ていたあるホームページ(今は閉鎖されている)にこのオブジェの写真が載っていて、それがフリーマントルにあるということだけは知っていた。
そしてどうしてもそれを探し出してカメラに納めたいと思っていたものなのだ。
今、僕の目の前に立ち並んでいるのである。動悸が高鳴る。うれしさのあまり写真を撮ることを忘れ、それをひとつひとつ眺めてしまっていた。
青空に浮かぶオブジェは旅行前からずっと僕を引きつけていた。
それを見つけ出すことも今回の小さな目的であった。まさか・・・。
【ボディボードで遊ぶ少年とロットネスト島の灯台】
まさか、ここにあるとは思っていなかったのである。
もちろんその後、青空にお似合いのオブジェを丹念にひとつひとつカメラに納めた。
感動の瞬間だった。
しかも、今、この瞬間・・・青空であることに感謝した。
(オブジェの写真はこの後のブログでも数点アップする予定です)
・・・
2008年5月27日の日記
今日はかなり疲れ気味。
代々木と中野で仕事をこなしたのはいいが、ちょっとオーバーヒートかな。
腰・膝が重い。
今夜はぐったり眠れそうだ。
さて、昨日は真名井の湯という温泉に出かけ、思っていた以上にサービスに納得しなかったのだが、食事はまぁ、おいしかったかな。
どうしてもシンプルな醤油ラーメン(中華そば)に目が行く。
【真名井の湯の中華そばはおいしいっ!】
味噌ラーメンを食べられない僕だが、中華そばには目がない。いろんなトッピングもいらない(安っぽい人間なのだ)。
最近は塩ラーメンにも興味を持っているが、初めて入る店(場所)では、まず中華そば。これで僕は判断することが多い。
これって偏ってるかな?
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2008年05月26日
ラウンドハウスの歴史
ラウンドハウスの歴史
(パースの宝物2004年6月)
ラウンドハウスのそばにあるカフェテラスでは残念ながら朝食を食べれず、再びラウンドハウスに戻ることにした。
どうも満足に写真を写していないような気がしたのかな。
まぁ、デジカメだから失敗したらあとで消せばいいか、みたいな思いをついつい持ってしまうんだよね。
インド洋を見渡せる美しい風景の中にあるラウンドハウス。
これって、何だと思う?
【ラウンドハウスの一番高い部分】
実は西オーストラリアでは最古の刑務所(跡)。
こんないい場所に建てられているなんて不思議だよね。
実はこのラウンドハウスがこの場所に建てられている最大の目的は、囚人を船で運んできてすぐに収容できる位置にあることで輸送の手間を省き、さらには陸地ですぐに逃げ出さないために港のそばに建てたっていうわけだ。
【ボートハーバーの奥にはインド洋】
本当は今立っている場所の下にフェンスがあり、そのフェンスの中には独房があるのだが、そのフェンスが開くのが10時30分ってわけ(残念)。
もちろん囚人たちはこの美しい景色を見ることはできなかったのだからかわいそうだね。
囚人としてではなく、観光客の一人としてこの場所に立てる幸せ・・・、当時の囚人だって後悔していたと思うなぁ。
【灯台から先がインド洋】
シーズンになるとこの灯台のそばでも多くの人々が釣りをしている。
のんびりと釣りを楽しむなんて時間がないのが観光客の辛さだね。
そんなことを思いながら、ひとまずラウンドハウスを後にすることにした。
・・・
2008年5月26日の日記
休日ということで、今日は久しぶりに温泉に出かけた。
久しぶり・・・というのは、いつもよくいく温泉ではなく、ちょっとだけ遠出で出かけたという意味なんだけどね。
まぁ、県内ではあるんだけど、朝までどこに行くかは迷っていた。
で、決定したのは真名井の湯。
【風呂上りの空(真名井の湯)】
富士見市方面で、相変わらず道が混んでいて到着したのは1時間半後。
ここの温泉にも炭酸泉水があるということで行ってみたのだが、う~ん想像していたものよりもちょっと違う・・・ような・・・。
しかも一番きつかったのは休憩所がないこと。
いや、あるにはあるんだけどね。
会員になっていなければ利用できないし、その上、岩盤浴など(これも会員?)に申し込んでいなければ、休憩所が使えないなんて・・・。
僕の中ではかなりポイントが低いって感じたな。
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2008年05月25日
青空の下のラウンドハウス
青空の下のラウンドハウス
(パースの宝物2004年6月)
インド洋から吹く早朝の風は前に進めないほどの強いものだったが、太陽が上がるにつれその強さは徐々に収まりつつあった。
早朝の散歩はほんの1時間程度だが、いよいよフリーマントルを堪能する時間である。
結構意気込んでいる自分がいる。
それもそのはず。
今までフリーマントルではほとんどゆっくりとした時間を取っていなかったから、今回こそは・・・という思いが湧いてくるわけだ。
まずはホテルを出て、道なりに右に歩いていくとラウンドハウス(The Round House)がある。
【ラウンドハウスの上には大砲が・・・】
ここは前回(2002年)、職場の仲間と来たときに記念写真を撮っただけで、すぐに去ったという場所だったので、今回は裏の裏までしっかり見てみようと思って、最初に立ち寄ることにした。
しかし門が開いていない。今日は開けてくれないのだろうか・・・。
この門の先にはインド洋がある。
それでも上には上がることができた。かぶっていた帽子が飛ばされそうなほど風が強く、立っていられない。
写真を撮るだけにして、横の坂道を下る。
【ラウンドハウスから見えるフリーマントルの街】
ラウンドハウスのすぐ横に、見た目は民家っぽいが、カフェテラスがある。そこのテラスで一人の初老の紳士と4人家族の旅行者らしき人が軽い食事をしていた。
僕もおなかが減ったので、モーニング(?)でも食べようかと思い、テラスの中央にある階段を上った。
しばらくしても誰も来てくれない。
営業はしているんだけどなぁ。
しかたなくそこをあきらめて去ることにした。
【青空の下のラウンドハウス】
あとで調べてわかったことだが、ラウンドハウスの門が開く時間は10時半だったのだ。
この先のインド洋を楽しみにしていたのに・・・。
またラウンドハウスにはフラれてしまったわけだ。
・・・
2008年5月25日の日記
雨上がり。
帰宅途中で夜空を眺めながら、澄み切った夜空なんて最近は多くないって思ったりして昔、昔の故郷の空を思い出していた。
僕の故郷は北海道の小樽市。
海と山に囲まれた町である。
晴れてさえいればいつでも満天の星を仰ぎ見ることができる。
今住んでいる街は雨上がりの一日ぐらいは何とか星空だけど、二日、三日も経てばもやった空になってしまうから、今日みたいな日はかなり貴重なのである。
さて、明日は久しぶりの休日。
まだまだ今週も忙しくなるので、のんびり温泉にでも出かけることにするか。
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2008年05月24日
インド洋の風
インド洋の風
(パースの宝物2004年6月)
夕べ、夕食を食べた近くのフィッシングボートハーバー(Fishing Boat Harbour)まで足を運ぼうとしたが、風が強い。
ホテルの前の公園(エスプラネード公園)には数本の大きな木があるためにそれほど感じなかったのだが、木のないところは直接インド洋から吹いてくる風が当たるために前に進めないほどの強風なのである。
身体を前に倒しても風の力で倒れることがない(という表現でわかってくれるかな?)。
【左が公園、右がボートハーバー】
上の写真はレールを挟んで、左側がエスプラネード公園。
緑の芝が広がる公園。
天気が穏やかだったらピクニック気分で楽しめる場所でもある。
そしてレールを挟んで、右側に道路があり、その奥にシーフードレストランが立ち並ぶ(ちょうど木があって見えないのが残念だ)。
ホテル側はほとんど風がないのに、海側は別世界のように風が強い。
【公園のモニュメント】
公園の中にはいくつかのモニュメントが飾られている。
これらのモニュメントは何なのかはあまりよくわからないが、想像するにフリーマントルを発見した記念のものか、偉大なる人物のものであるに違いない。
これは帽子を象(かたど)ったものかな?
【空は青空】
写真だけ見るといい天気のように感じるが、風が強いのをお見せできなくて残念。
公園より先に行くのが困難なほどだったので、一度ホテルに戻り、しばらく部屋で待機し(笑)、9時半ごろに街に繰り出すことにした。
・・・
2008年5月24日の日記
午後から降り出した雨、かなり降り続いている。
ここ最近、ちょっと泳ぎこんでいるせいか身体が疲れ気味。
若い頃なら笑いながら泳げていたが、さすがに今では息が上がる。
何とかかんとか1000m程度だが泳いだかな。
とにかく泳ぎたくても泳げない時間が続き、ようやく身体を痛めつけられる時間が作れるようになってきたかな。
いや、故障が恐いけどね。
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2008年05月23日
パステルカラーの街
パステルカラーの街
(パースの宝物2004年6月)
フリーマントル(Fremantle)でも目覚めるのは早かった。
なぜか外が暗いうちにすでに目が覚めてしまい、シャワーを浴びることにした。
夕べも、持ってきたワインを1本飲んでからベッドに入ったのだが・・・。
普段の生活ならまだ頭が働いていない時間だ。
しかも気分が爽やか・・・って・・・どういうこと?
シャワーから戻ってみると、外はずいぶんと明るくなっていた。窓を開け、ベランダに出てみてもここは禁煙のスペースだ(苦笑)。
宿泊している部屋は2階で、そこからは中庭のプールが見渡せる。
“夏だったら、どんなにいいだろう・・・。”
と思いながらプールを眺めていたら・・・誰かが泳いでいる。室内プールではないのに。
“いくら何でも、この時期に・・・。”
それを見ている方が寒くなってくる。外国人ってけっこう寒くても泳ぐ人が多いんだよね~。
こんな季節でも泳ぐ人がいるんだと(ぶるぶると)感心しながら部屋に入る。
【エスプラネードホテル】
僕は普段の生活では基本的に朝食を食べない
朝食を食べると昼食が食べられなくなる。
ずっと昔(高校時代)からそういう生活をしているので、それが当たり前になっている。
しかし、そうはいってもいつもより早い朝だから、食欲が出てくることは確かだ。
眠っている間にもずいぶんと雨が降ったらしい。
けっこう地面が濡れている。
ホテルの周りをうろうろしていると、日本人のお客さんがホテルから出てくる、出てくる。
ホテルをバックに記念写真を撮っている。
僕がカメラマンを買って出てあげ、そのついでに尋ねてみると、なんと社員旅行で、社員とその家族の総勢30人ぐらいのツアーだということ。
なんとも羨ましい会社である。
早朝からピナクルズ(Pinnacles)にバスツアーで出かけるらしい。
ピナクルズは奇岩で有名な観光スポットだが、けっこう離れた場所にあるので、移動に時間がかかる。
僕にとっては何度も来ている西オーストラリアなのに、まだ一度も訪ねたことのない魅力の場所の一つである。
もしかしたらこの人たちが喫煙部屋を占領したのか・・・。ふと頭をよぎった。
【日本にはない標識】
ホテルの前にも、そしてオーストラリア国内中にある道路標識。
でも日本にはこんな標識はない。
ラウンドアバウトといわれる道なのだ。
十字路部分が円になっていて、そこに差し掛かったら時計回りで走りながら、左折・直進・右折をするようになっている。
これは交差点での事故を防ぐためのオーストラリアのルールなのである。
【パステルカラーの街】
フリーマントルはパステルカラーの街。
ほとんどの家や店がこんな鮮やかな色合いで続いている。
フリーマントルにはいくつかの厳しい規制があるようで、それは建造物の高さ(一部の公共施設を除いて)だったり、壁面の色だったり・・・こうやって街の美化や景観を損なわないようにしているわけだ。
そんなことを頭に入れながら街を歩くだけでも楽しくなってくる。
観光客にもやさしい街なのである。
・・・
2008年5月23日の日記
今日も蒸し暑く、夏物のジャケットを着ていても背中は汗が浮き上がっているのが感じる。
不快なシーズンになりつつあるね。
そういえば沖縄では梅雨入り宣言があったそうで、どんどん北上してくるだろうけれど・・・なんだか爽やかな5月が・・・いつの間にかなくなったような気がするのは僕だけかな。
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2008年05月22日
流れる時間
流れる時間
(パースの宝物2004年6月)
まだ、夜のフリーマントルしか見ていないのに、海辺の街には魅力がいっぱいだ。
僕は部屋に戻らずにしばらくの間、並びに置いてあるテラスのベンチに座って雨のフリーマントルを堪能していた。
今まで何度も訪れているこの街・・・。
そしていつも時間がなく、慌ただしさだけで終わっていたこの場所で、今、僕はのんびりと流れる時間を楽しんでいる。
【ホテルのテラスで】
ホテルのロビーを行き交う人、タクシーで出かけていく人、立ち話をしている人、ドレスを着てディナーを楽しんでいる人、それぞれ目的が違うのであろうが、紛れもなく今、同じ空間をエンジョイしている。
この場所で、たたずんでいるだけでも幸せ者だと思う。
2年前に来たときも、いやそれ以前に来たときも、もう2度と来れないかもしれないと思っていたからである。
この街でいくつの思い出を拾うことができるのだろう。
ゆっくりと流れる時間を楽しみながら、立ち上がり、部屋に戻ることにした。
【シンプルな部屋の中】
部屋に戻り、今日一日の出来事を振り返る。
パースより内陸側にあるスワンバレーのワイナリーで遊び、Jさんの家に立ち寄り、数年ぶりに奥さんに会い、パースを越えて海辺の街フリーマントルでシーフードを楽しんだ。
静まり返った部屋の中で深夜遅くまでワインを飲みながら振り返る時間が、また楽しいのである。
【ひとりで・・・いいの?】
明日はいい天気でありますように。
そして、雨が止んでくれますように・・・。
・・・
2008年5月22日の日記
今日の都内は夏日。
一日いい天気だったのだが、もう夜はおぼろ月夜。
また週末は天気が悪いようである。
特に書くこともないので今日は早めに寝ることにしようっと。
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