2008年07月
2008年07月31日
密かな楽しみ
密かな楽しみ
(パースの宝物2004年6月)
僕が過去に何度かパースに来て、泊ったホテルはシェラトン・ヒルトン・ニューエスプラネード・アンバサダー、そして1日だけどバーズウッドなどピンからキリまであるが、所詮ホテルだから宿泊するものであって、他にほとんど楽しみはない。
しかし、2年前にこのサヴィルパークスィーツに泊まり、コンドミニアム形式の方が、外食に飽きたりしたときには自分でも料理も作れる利点があり、部屋で飲みたいときにちょっと一品なんていうのも、ここではすぐに作れる。
ということで今回もここ、サヴィルパークスィーツをお願いした。
駅からは少し遠いが、ネコバス(CAT BUS)だってあるし、スワンリバーまですぐだし・・・。
【今回の部屋はこちら~】
部屋は3階で、通りに面した場所に用意してくれた。
まぁ、一人だし、どうってことない部屋だと思ったのだが、入ってびっくり。
ベッドルームは別になっていて、キッチンまでついている部屋だった。
いわゆる1LDKというやつだろう。
外食に飽きたら自分で作ってもいいかなんて思ったが、結局キッチンを使うことはなかった。
ホテルの部屋までJさんについてきてもらい、しばらく話をして、最終日の夕方に迎えに来てもらえること、チェックアウトは12時だが、荷物はそのまま預けておいても平気なことを教えてもらい、別れた。
【キッチンは・・・結局今回も使えそうにない】
雨は降りそうで降ってはいない。
ベランダで周りを見渡すと少し景色が変わっていた。交差点の角には黄色いビルがあったのにクリーム色とオレンジの酒屋さんになっていた。
結構あのビルは目印でもあったんだよなぁ。
しばらくすると雨が降ってきた。
【バスルームも普通かな】
今日は何も予定はないのだが、密かにカジノ行きを計画していたのだ。
まぁ、過去に何度かカジノで遊んだことがあるのだが、やはり楽しいのはルーレット。
一攫千金を夢見て出かけることにしたのだ。
ロビーに降りてタクシーを呼んでもらい、カジノに行くことにした。
・・・
2008年7月31日の日記
7月も今日で終わり。
なんか、時間の経つのが本当に早くなりつつあるね。
あ、「ね」って同意を求めるのは失礼かな。
小さい頃は1日が長く感じたんだけど、歳を取るにつれ、1日が本当に短いなぁって感じる。
あっという間だもんね。
うひゃ、また同意を求めている(失礼)。
一日を大切に使わなきゃね。
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2008年07月30日
メモリーズ2002
メモリーズ2002
(パースの宝物2004年6月)
飛行機の機体が強風のためか揺れる。
パースは少し雨模様らしい(これが本来のパースの冬の気候なのだ)。
機内の放送がそう伝えているように聞こえた。
風も強いようだ。
眼下に景色は見えない。
雲の中を飛行中だからだ。わずかだが、機体が傾き、揺れを感じる。
そろそろ着陸だ。
僕の体感では飛行機の車輪が左右同時に着地した感じがしなかった。
それでも無事にパース空港に着陸をしたのだからホッと安心だ。
帰りは、シャークベイ空港からパース空港まで、途中で立ち寄ることもなくストレートに来た。
定刻通り、2時30分に到着。
滑走路をさらに15分ほど移動し、ゆっくりと機体は止まり、しばらくしてドアが開いた。
【サヴィルパークスィーツ(キッチンテーブル)2002】
雨は降っていないが風が強い。
この風だから飛行機が傾いていたのもわかるような気もする。
乗客が全員テロップを降りると、その場所からはパイロットと一緒に飛行機の止まった場所から端を歩いてロビーに向かうのである。
その光景が妙におもしろく感じた。
日本ではスチュワーデスはおろか、誰も誘導する人はいない。
これでパイロットが旗でも持って歩けば観光ツアーにもなりかねない光景だ。
【サヴィルパークスィーツ(リビングルーム)2002】
ロビーにつくとJさんが僕を待っていてくれた。
いつもこうやって僕の移動を助けてくれることに本当に感謝している。
だから僕は成長しないのでもあるが、本当に嬉しい。
Jさんに天気のことを尋ねると、自分のいなかった期間はパースも比較的穏やかだったらしい。
僕はモンキーマイアでの天気がよかったことを伝えると目を細めて、
「そうか、よかったね。」
って我が事のように喜んでくれていた。
空港を出てJさんの車に乗り、パースの中心地に向かった。
空にはほとんど青空がなかった。
【サヴィルパークスィーツ(ベッドルーム)2002】
この旅行の最後のホテルはパースの東側にある、サヴィルパークスィーツというコンドミニアムタイプのホテルである。
場所としては、パース駅からヘイストリートを東に15分ほど歩いて、交差点の角に位置する。
2年前に来たときは、数人の仲間と来たのだが、そのときに泊ったのは最上階のプレミアムルームで、ベッドルームだけで3部屋、リビングルーム、キッチンカウンター、ワインバーまで付いていて、バスルームが2カ所、洗濯機や乾燥機まで付いている部屋に約1週間泊ったのである。
しかも、その部屋を出ると目の前は室内プールになっている。
それで一人200ドルだからべらぼうに安い。
【サヴィルパークスィーツ(バスルーム)2002】
いや、1泊200ドルではなくて、1週間で200ドルなのである。
それにはわけがあって、当時3部屋を用意してもらっていたのに、急遽アメリカの空母がフリーマントルの沖合に定着することになり、そこの海軍がサヴィルパークスィーツの個室を占領することになったので、僕らが予約してあった部屋を追い出され、8階のプレミアムルームに移動させられたのだ。
これぞまさしく一生に一度しか泊まれないような超高級ルームで喜んだことがあるのだ。
そしてこのホテルは友人Sのコネで、格安で泊まれるようになっていたわけである。
実はモンキーマイアでデジカメのメモリースティックを全て使い切り、パースに到着してから一度シティのカメラ屋さんに行き、CDに焼いてもらったためにこの日はほとんど写真を取れずに終わってしまったのだが、その反動で翌日はカメラのシャッターを押し続けていた気がする(笑)。
・・・
2008年7月30日の日記
都心では雨が降りそうで、結局降らずに終わった今日だが、昨日は退社間近に雷鳴と共に集中豪雨に見舞われて、大変な目にあった。
雷が山手線内の駅(田端かな)に落ちたらしく、京浜東北線・山手線が止まるというアクシデント。
こうなると僕の乗っている埼京線が凄いことになるわけで、ホームを歩くことはおろか、新宿駅の改札口あたりから殺気立つ人々が列を作り始め、階段さえ登れる状態ではない。
エアコンも効かない状態で、人ごみの列に同化すると酸欠状態になりそうなほどで、いくら元気な僕でさえめまいがするほどだった。
電車に乗り込むまでに20分ほどだったが、これは本当に地獄絵のような気さえした。
そんなこともあってか、今日は幾分か涼しい夜だ。
夏は暑くて当たり前だが、もう少し湿度が低かったらどんなにいいだろう。
これってわがままかな?
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2008年07月29日
もうひとつの宝箱
もうひとつの宝箱
(パースの宝物2004年6月)
飛行機に搭乗し、しばらく滑走路を移動した後、加速して機体は浮き上がる。
「これで本当にデナムとはお別れだ・・・。」
鼻の奥がツーンとしてきて、また涙がにじみ出る。
昨日の出来事もそうだが、コテスロビーチでの思いも、僕にとっては想い出巡りの旅だったんだって・・・。
そして、今の自分が何をしているのか、何をしたいのか、何を求めて生きているのかの確認をしたかったんだって・・・。
前ばかり見て、自分を失いかけていたことに気づき、たまには後ろを振り返ることだって必要なんじゃないかって・・・。
そう思ったら僕の心の中にはパースが、コテスロが、デナムが浮かんできて・・・。
ずっと、ずっと考えてきたことだった。本当に今回は勇気を出してここに来てよかった。
飛行機はデナムの上空を旋回した。
機体が大きく傾いたときにデナムの町が見え、僕は思わずシャッターを押した。
小さな町と3基のウィンドミルの見えるデナムの景色が広がる。
インフォメーションセンターのやさしく僕の話を聞いてくれた男性スタッフ。
ピザを口にしたベーカリーショップ。
C少年のおばあちゃんとの出会い、そしてC少年とは会えなかったものの声で再会できた瞬間。
ビラボーンのプレートで見た10年前の自分。
涙が止まらなかった夕焼けに染まった道・・・。
ほんの束の間の出来事だったが、僕にいっぱいの宝物を与えてくれたシャークベイでの出来事。
【デナムの町を目に焼きつけ(上の写真を更に拡大)】
心の中で再び何度も、何度も、
「本当にありがとう。」
とつぶやいた。
そして、僕はこの場所でもうひとつの宝箱に想い出をしまうことができた。
その宝箱をここに置いていくから・・・。
またいつか宝箱の蓋を開けるときが来ますように。
・・・
2008年7月29日の日記
モンキーマイア・デナム編も今日のBLOGでおしまいだが、実は写真が・・・。
デジカメに残っているメモリーがほとんどなくなり、この日は結構写真を写すことを何度もためらっていたのを覚えている。
モンキーマイアを発ってからパースに着くまでの間の写真がほとんどないのは、そのせいなのである(残念!)。
まぁ、それは仕方ないとして・・・。
皆さんは夏バテしてませんか(唐突に)?
僕は今のところ元気いっぱい(睡眠不足を除いて)。
食事はかなり不規則ではあるが、まぁ食欲もある。
それでもやっぱり夏はついついあっさりしたものになってしまう。
今日はソーメンと豆腐を自分なりにアレンジしてみた。
水菜を軽くゆがいて、その上に冷しゃぶ用の豚肉を乗せてみた。
まぁ、哀しきかな・・・。
一人分だから、あとは冷奴だが、これも残りの水菜を載せただけ。
【冷しゃぶソーメン】
男の料理なんてこんなもんだよ、うん。
味?
ソーメンに入っているのは白だしを薄めたものだけで、今回は冷たくしてあるだけ。
冷奴はめんつゆで食べてみた。
ちょっと涼しげな感じ。
あ、豚肉って夏に食べるといい!って知ってた?
以前テレビでやっていたんだけど、豚肉は体温を下げ、牛肉は体温を上げる作用があるんだって。
だから暑い夏には、牛肉よりも豚肉に限るわけだね。
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2008年07月28日
さよならモンキーマイア
さよならモンキーマイア
(パースの宝物2004年6月)
食事が終わって、再度浜辺に降りてみたら人の数は少なかったが、どうもまだイルカがいるらしい。
11時を過ぎているにもかかわらず、イルカは沖に帰らず、人間のお相手をしてくれている。
いつもなら餌を渡すと沖に行ってしまうのだが、僕が過去に見た中では最も長くいたように思う。
もうすぐ集合の時間だ。
モンキーマイアのゲートの前で、送迎スタッフの人に記念の写真(昨日のBLOGでアップ済み)を一枚写してもらい、バスに乗り込む。
この3日間の思い出を振り返って、淋しい想いとは違う、言葉では言い表わせられないような感情が沸き起こる。
それでも時間には勝てない。
いよいよ出発だ。
さよなら、モンキーマイア。
そしてありがとう、モンキーマイア。
これが僕の最後の言葉だったような気がする。
僕はシャークベイエアポートバスに乗って、モンキーマイアを後にした。
昨日、涙の止まらなかった道を空港に向かって走っていく。
モンキーマイアからデナムまでの道のり、約25kmは車では15分足らずだが、歩くと8時間はかかる。
僕にとっては10年という時間の重さを感じた旅行でもあった。
そして、この道には他の人にはわからない僕だけの夢の架け橋があり、ようやくつなぐことが出来た旅行でもあった。
さらに今回の旅行でも小さな宝箱を埋めてきた場所にもなった。
ずっとずっと昔から僕が夢見ていた場所だから、またここに来たいから・・・。
想い出を入れた宝箱はまだしばらくここに置いていこう。
【空港の裏手から写したデナムのウィンドミル】
空港での手続きを終え、搭乗を待っている間、はるか遠くにデナムのウィンドミルが小さく見えた。
昨日カメラに取り損ねたものだ。
僕はどんなに小さくてもいいから、あのウィンドミルを写したくなり、空港の裏口から、見晴らしの良い場所を探してシャッターを押した。
まるで、空港の吹き流しがメインで、申し訳なさそうにはるか遠くに見えているのが、デナムのウィンドミルである。
それでもそれは僕にとっての主役であるのは言うまでもない。
・・・
2008年月日の日記
うひょひょ。
今日は2週間振りの休み。
休みって本当に大切だなぁって・・・やっぱりいい仕事をするためには、自分がしっかりリフレッシュしていてこそ、できるんだなぁって思う。
若い頃は休みも取らずにがむしゃらに働いていた。
仕事が大好きだったから、休みもいらないと思っていた時期もあった。
事実、有給休暇なんて年に1度取ったかどうか・・・。
今?
今は有給休暇どころか、月に2度あればいいほうである。
いや、休日の少なさに不満があるためにBLOGを書いているわけではない。
休日があってこそ、また明日から笑顔で仕事ができるってこと。
というわけで、朝気づいたら11時。
ここ最近睡眠不足だったから、頭痛がひどかったんだけど、しっかり寝たら頭痛も吹っ飛んだ。
午後、温泉に行って、入浴前に体重計に乗ったら、
「おっと~、60.25kg!」
ずっと63kgだった体重が、やっぱり・・・ね~。
でも、相変わらず60kgを割ってくれない。
【のんびり、湯ったり~】
2週間振りの温泉だったんだけどね、露天に大気浴っていう空間があるんだけど、そこにビーチベッドが並んでる。
スッポンポンで日焼けできるってわけ。
まぁ、そこは別として、さらに仮眠所でも3時間もぐったり寝てしまい、元気な身体になって帰宅~。
今日はいつもより湿度も低く(感じ)、気温もちょっと低かった(といっても暑いのには変わりないのだが)せいか、しっかり休みを満喫できた気がする。
これから夏本番。
ここからが過酷な日々の連続になるのである。
まぁ、先を見ずに明日を一日ずつクリアしていこうか。
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2008年07月27日
心にいっぱいの宝物
心にいっぱいの宝物
(パースの宝物2004年6月)
(上の写真はモンキーマイアを発つときに送迎スタッフに写してもらったもの。
これがモンキーマイアでの最後の写真となる。)
浜辺でイルカやペリカンと楽しい時間を過ごし、食事をしていないのに気づく。
レストランに行き、ブランチを取ることにした。
まだ、オーストラリアに来て日本食を食べていない。
いや、目標の一つに日本食は食べないということを掲げていたので、意地でも食べないでいたのだが、やはり米は食べたくなる。
白米でなくてもいいから米の食感がほしくなる。
【レストランはオープンスタイル】
これはやはり日本人という宿命なのだろうか、そう思いながら、ベーコン&エッグを頼んだ(笑)。
フライドエッグにするか、スクランブルエッグにするかと訊ねられ、スクランブルエッグにした。
どうもフライドエッグ(いわゆる目玉焼きの両面焼き)は、片面にしてもらいたいし、硬さも半熟にしてもらいたいのだが、オーストラリアのスタイルは違うのでスクランブルエッグを選んだというわけだ。
【おいしそうでしょ】
日中、外で食べていると必ずといっていいほど、カモメが餌をもらえるものだと思い、いつまでもそばにいる。
何度も追い返すのだが、そばにくる。
僕は結構長くそこにいたのだが、カモメも、
「いいかげん、餌をくれよ!」
と言わんばかりに、とうとうテーブルの上まであがってきてしまったのだ。
さすがにその時は襲われるかとビックリして皿を手に持ったまま立ち上がってしまった。
あまりにもしつこくて、早口で食べ、自分でお皿を片付けるはめになってしまったのである。
その後、もう一杯コーヒーをオーダーし、のんびりとレストランから目の前に広がる穏やかな海を眺めて自分の世界に入り込んでしまった。
ゆっくりと雲一つない青空を見上げる。
目の前に広がる海を見つめる。
【さらばモンキーマイア】
またいつかここに来ることはあるのだろうか。もし今度来たときには、また景色が少し変わっているんだろうか。
【愚作】
モンキーマイア滞在中は雲ひとつない青空と、橙に輝く夕焼け空と、日本では見たことのない神秘的な薄紫の空・・・そして、まるで宝石をちりばめたような星空に囲まれ、その一つ一つが今でも心の中に描かれたままである。
そんな思いを最後に込めた一枚の愚作(失笑)である。
・・・
2008年7月27日の日記
へとへと~。
今日は早めに寝るとしよう。
ではでは~。
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2008年07月26日
モンキーマイアもいよいよ
モンキーマイアもいよいよ
(パースの宝物2004年6月)
イルカは本当にかわいい。
特にここのイルカは野生だから何か芸ができるわけでもないので、自由気まま。
人間に飽きると一匹、また一匹と姿を消していく。
このイルカたちがシャークベイにいる限り、この辺りは安全な海であるに違いない。
【また会える日がくるかな】
そして今日もイルカを見ている人間様の後方には何気なく一緒に覗き込むペリカン様も来ている。
で、相手にしてもらえないと知るや、まぁのんびりするか~みたいにこんな格好になる。
【こんな格好で】
それにしてもペリカンの目ってちょっと恐いなぁ。
色が、ね。
そして、やっぱりくちばしっていうのは、鳥にとっては命と同じぐらい大切なんだよね。
くちばしに傷がつくと命にかかわるんだからね。
このペリカン様ともそろそろお別れの時間が近づいている。
さらに、このモンキーマイアでどうしても写したかった写真がこれ。
【サンダル】
モンキーマイアの赤い砂、コテージ、フェニックスをバックに主役は僕のサンダルである。
このサンダル、ずっと以前にグアムに行ったときに買ったもので、実は購入後1度も履いたことがなかった。
いつか、このサンダルでオーストラリアの大地を歩いたことを思い出すだろう。
・・・
2008年7月26日の日記
やっぱり今日は頭痛がする。
夏風邪でも夏バテでもない(かなりバテてはいるのだが)。
睡眠不足の頭痛だ。
明日も朝が早い。
少しでも寝なきゃ~。
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2008年07月25日
今朝もイルカで
今朝もイルカで
(パースの宝物2004年6月)
(上の写真は夕焼けではない。ちょっとピントが合っていないが、れっきとした朝焼けのシーンである。
なんだか昨日の夕焼けの続きを見ているみたいだが、これが東の空ってわけ。)
朝起きて外に出てみると、わずかではあるが、波が揺れている。
今まで全くなかった波が今日はある。
肌に感じる程度だが、風も少し吹いている。
この体感のほうが、妙に安心するのはなぜだろう。
全く波のない場所を日本で見たことがないからか。
少なくとも僕の記憶では見たことがないと思う。
のんびりと浜辺を歩いていたら、いつの間にかイルカも人間も浜辺に集まってきていた。
今日は近い位置に陣取って目の前でイルカを見ることができた(写真は明日のBLOGで)。
昨日は背の高い人たちが前にいて、なかなか見ることができなかったのだが、どうにかカメラにも多く納めることができた。
ここモンキーマイアでは、全ての空間で癒されてはいたが、イルカに癒されているのはやはりα波のせいかもしれないな。
【イルカは写真の右側にいるか?なんちって!】
チェックアウトは10時で荷物を整理してレセプションに行き、帰りの手続きを取った。
荷物は隅に置いておける。
【イルカが反ってるのが見える?】
モンキーマイアの出発は12時なので、再度11時45分の集合ということになる。
それまでの間、ミニショップに行き、友人に小さなお土産を買うことにした。
ある意味、お土産屋さんは世界共通。
地名の入った置物やTシャツ、キャップなどを中心に販売している。
【桟橋にクルーザーも】
しかし日本と同じように、ここオーストラリアでもほとんどが「made in Australia」ではない。
それでもイルカの形をしたマグネット(A$2~3)や小さなブーメランの置物(A$6~7)などをいくつか買って、ショップを出た。
僕自身にはまだ、お土産は買っていない。お土産はこのカメラにいっぱい詰まっているのだ。
今日はイルカくんも機嫌がいいようで、なかなか沖に帰ろうとしないで、長い時間海岸で遊んでくれた。
・・・
2008年7月25日の日記
今日も暑い一日だったね。
天気予報では午後から雨ってことで、ちょっとビビッていたが、午後になっても雨は降らないで終わってしまった。
しかし、分厚い雲と遠くで雷鳴が響いていたので、そろそろ雨でも降るかと何度も空を見上げていた。
どうも埼玉では雨が降ったらしく、駅を降りてロータリーに立つと地面が濡れていた。
明日あたりは少し過ごしやすくなるのかな?
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2008年07月24日
星に願いを
星に願いを
(パースの宝物2004年6月)
陽もほとんど沈みかけ、夕食の時間までほとんど時間がない。
シャワーも浴びずに、昨日予約した6時半にレストランに行き、今日も寒くなったテラスに座る。
僕はレストランでのしきたりはわからないが、どうせ食べるならいろいろなものを食べてみようと思い、メインを頼むのをやめた。
それにしても昨日食べたカンガルーの肉の味が忘れられず、思わず、
「カンガルー料理をください。」
とお願いした。
そのほかに温野菜のシーフードサラダ、そしてオイスターを注文した。
どれもエントリー(前菜)と呼ばれるものだ。
昨日までいたウエイトレスのお姉さんではなかったが、快く注文に応じた。
メニューにはエントリーとメインがあり、僕が「エントリーは・・・。」というと「オントリー?」と発音を聞き返される。
どっちが正しいのだろう。
サラダはビールで冷えた体を温めてくれるような感じで、食を進める一品でもあった。
【温野菜のシーフードサラダ(前菜)】
それにしてもこのレモンの量。
見ているだけで唾液がジュワ~ッと出てくるでしょ?
で、温野菜になっているんだから、見ただけではその食感はわからないよね(苦笑)。
また、オイスターはどちらかといえば日本の方がおいしい(みずみずしい)気がしたが、酸味の入ったオリーブオイルに入れて食べるのは、なかなかの美味だった。
テーブルに並んだ前菜を見てもわかるように、もし日本で前菜を頼んでもこんな量で出てくることはないだろうなぁ。
【オイスター(前菜)】
それにしても、これらの料理には同じ種類でメインもあるのだが、メインで頼んだらどんな量になってくるのだろう、と不安になった。
ちょっと贅沢だけど、今日はモンキーマイアの最後の夜、そして今日一日の自分をほめてやりたい気持ちで海に向かって小さな声で「乾杯」という仕草をやった。
僕は大食漢ではないが、つい何でもオーダーしてしまう癖があるようだ。
おなかより目がほしくなるタイプなのである。
【もちろんカンガルー料理は昨日と一緒で】
ディナーが終わってもレストランのビールでは物足りなく、ワインも1本購入(飲むわ、飲むわ)して精算をしたが、そこには昨日までのお姉さんがいて、僕のレシートを見るなり、
「え?今日もカンガルーを食べたの?」
と両手をオーバーに広げて、笑われた。
機会があったらまた食べてみたい一品である。
部屋に戻り、シャワーを浴びて外に出て、しばらく星空を眺めていた。
寒いのだが風もなく、Tシャツだけでも充分だった。
「明日はもう、ここを発つんだなぁ。」
夜空の星が感傷をより強いものにしていく。
C少年には会えなかったが、僕は彼と彼の家族の再会を星に願った。
部屋に入り、今度はワインで乾杯
ワインを飲みながら、僕は彼のお婆さんに破って渡した日記の次のページに今日の出来事を綴った。
少し書いては、また星空を見に外に出る。
満天の星を見ていないともったいないとさえ思うほど、素晴らしい星空だった。
気がつけば深夜の2時、そして日記は3ページにも達していた。
再び僕は星空の下に立ち、いつか年老いたときまでに再会できることを星に願いを込めて祈った。
【再び、モンキーマイアの夜空を】
この間の絵の色をちょっと変えてみたら、なかなかお洒落な絵に。
夜空の写真がないので、こんなものでご勘弁を。
追記:
モンキーマイアで泊ったコテージは、通常のホテルと違い「豪華さ」はない。
夏などは、海に入った後に、入り口脇にある水道で足に付いた砂などを落としてから気軽に部屋に入れるので、僕は好きである。
もしヘアドライヤーを必要とする人は、供え付いていないのでそれを持参する必要はある。
それ以外はシティホテルとほとんど同じだと考えてよい。
一人の旅行では贅沢すぎる環境で宿泊をお願いしたが、本来ある程度自信を持って動ける場所なら、バックパッカー用のホテルでもいいとは思うし、何人かの友人と一緒に楽しむのであれば、テントサイトもいい。
少ない時間の中で見ず知らずの人(外国人)と一緒にいるのは僕にとっては苦痛であると思い、今回は過去に2回宿泊している場所を選んだ。
シーズン外でもあったので宿泊可能だったが、シーズン中はきっと一人で宿泊するのは困難だったかもしれない。
ちなみにテントサイトだとA$9(約750円)、バックパッカーだとA$18(約1500円)ぐらいで宿泊できるようだ。
僕の泊ったところは、ツアーのセットだからどれぐらいかはわからないけれど、本来であればA$200ぐらいはするのではないだろうか?
ちょっと贅沢だね(また汗水流して働かなきゃ、ね)。
・・・
2008年7月24日の日記
今夜が最も暑い・・・夜のような気がする。
外に出た途端、汗が吹き出る。
こりゃ、凄すぎるね。
ところで夕べ遅くに家に帰ってきたんだけど、疲れた身体をベッドに倒した瞬間、グラグラっと。
ずいぶん長いなと、チャンネルをNHKに変えると震源地が岩手県。
BLOGでお世話になっている北さんの住む町のそば。
しかも、久慈市も震度5弱。
慌てて、BLOGにコメントを残したんだけど、返事が戻ってこなかったら・・・って、ちと心配しながら一日を過ごしていた。
さっき帰ってきたら、コメントも帰ってきて一安心だが、北さんのBLOGの写真を見て唖然。
何にもできなくてごめんね~、北しゃ~ん。
大変でしょうが、お身体に気をつけて頑張ってください。
みなさん、よかったら、北さんのBLOG『北三陸風土物語』に行ってくださいね。
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2008年07月23日
空に感謝
空に感謝
(パースの宝物2004年6月)
デナムからモンキーマイアまでの道のりを少し速度を落としながら戻る途中、何度もドアミラーの中で遠ざかっていく景色を眺めながら運転していた。
この広大な大陸の、ほんの一点にしか過ぎないこの場所で、多くの出来事を思い出しながら運転していた。
時間が経てば想い出も薄らいでいくだろうが、この場所はいつまでも変わらないでいてほしいと願いながら・・・。
モンキーマイアに到着後、給油所でガソリンを満タンにして、今朝停まっていた同じ場所に車を停めた。
その後、車を返却し、少し落ち込んだ思いを振り払うように、コテージまで大股で歩いた。
西の空は昨日と同じようにゆっくりと太陽が沈み始めていた。
【美しいグラデーション】
それにしても今日も夕陽が美しい。
シャークベイの空気は都会の空気と違い、塵や埃がなく澄んでいるのだろう。
日中の青い空といい、朝夕の橙の空といい、とにかく自然の偉大さには脱帽の思いだ。
それぞれ、同じ環境の中にいても、心の中までは同じではない。
同じ夕焼けを見ていてもその思いはそれぞれ違う。
【何度眺めていても飽きがこない】
一言では言い表すことのできない夕焼け空、昨日も今日もこの景色を見ることができただけでも本当に感謝したい。
雲一つない空に輝く西の空、そして東側を向くにつれ淡い紫色に変わるこの光景は本当にこの世のものではないと感じる。
太陽が沈んでもすぐに暗くなるわけではなく、じっくりと余韻を残してくれるこの時間。
日本にもこんな場所があったらどんなにいいだろう・・・。
(澄み切った青空も美しいが、橙に染まる夕焼け空、そして濃紺とのグラデーションはさらに美しい。
しかし、バカチョンカメラの宿命か・・・これ以上、僕のカメラでは美しく写すことはできない。
この空を見てみたい方は、ぜひここモンキーマイアに行ってみては・・・いかがかな?)
・・・
2008年7月23日の日記
今日から再び、パースの宝物を再開することにした。
最近はBLOGを書く時間がないほど忙しく、その上、この暑さによる疲労もあり、3日ほど楽させてもらったが、やはりここまできたら最後まで書かなきゃね。
残り数日分、コツコツと作り上げていこう(気合を入れたつもり)。
何だかBLOGがきちんと表示されず、何度もメンテをやるのはいいのだけれど、一所懸命書いていても表示されないってどういうこと?
このBLOGも日の目を見ることができるのか。
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2008年07月22日
夏祭りなんて
しばっちさんはお祭りには行かないんですか?
と職場の女の子に声をかけられた。
「ん?」
「今日は近くでお祭りみたいですよ。」
あ~、夏だったな。
お祭りは春でも秋でもあるのだが、僕の過去の記憶に残っているお祭りといえば、どうしても夏を思い出す。
それは小さい頃の体験だろうが、当時の北海道はお祭りといえば夏だったような気がする。
「お祭りなんて最近どこにも行ったことがないよ。」
「え~、もったいない。」
もったいない・・・うん、そうかもしれない。
季節を感じたいって思っていながらも、夏にはそんなゆとりがない。
ふと気がついたら秋・・・なんていう年もある。
今日もこの暑さ(都内は32度)。
せめて、夜は涼しくなってもらいたい。
あ~、明日も朝から忙しい。
がんばるど!
と職場の女の子に声をかけられた。
「ん?」
「今日は近くでお祭りみたいですよ。」
あ~、夏だったな。
お祭りは春でも秋でもあるのだが、僕の過去の記憶に残っているお祭りといえば、どうしても夏を思い出す。
それは小さい頃の体験だろうが、当時の北海道はお祭りといえば夏だったような気がする。
「お祭りなんて最近どこにも行ったことがないよ。」
「え~、もったいない。」
もったいない・・・うん、そうかもしれない。
季節を感じたいって思っていながらも、夏にはそんなゆとりがない。
ふと気がついたら秋・・・なんていう年もある。
今日もこの暑さ(都内は32度)。
せめて、夜は涼しくなってもらいたい。
あ~、明日も朝から忙しい。
がんばるど!
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