2010年10月
2010年10月31日
K子のパース便り №2
朝から曇り空の関東。
夜には雨も降り始め、深夜は結構土砂降り状態。
というか、台風は日本から遠ざかったはずなのに・・・。
昔は台風が通り過ぎると、台風一過と言われ、澄み切ったきれいな青空が広がることが多かったのだが、最近の台風はどうも本体よりも尻尾(前線)の部分を長く引きずって通るためか、さらにひどい雨が降ることが多い(ように感じる)。
慌ただしい週末も過ぎ、明日は休み。
のんびりしていようと思ってる。
さて、先日パースに行ったK子からメールが届いた。
一部の文章を除き、できるだけ原文に近い状態でアップしてみようかと思っている。
もちろん写真は僕が文章の間にはめ込んでみたものである。
K子のパース便り №2
しばっちさーん!お元気ですか?
私は元気にやっております。
Perthに来て、もうすぐ2週間になろうとしています。
もっと暑いのかと思っていましたが、想像していたよりも涼しくて(時々は寒いくらいです)、過ごし易いです。
そして、風が強い!!
やはり、春の風というのはどこの国でも強いものなのでしょうか?
さてさて、お待たせしました!
ようやく写真を送る準備が整ったので、何枚かお送りしますね。
≪パースに到着した写真だね。きっとドキドキしながらゲートを通ったところだろうね。(しばっち)≫
とりあえず、しばっちさんにはすでにお馴染みの空港の写真と、私が滞在している所の近所の写真です。
Perthに着いて、初日に撮ったものです。
≪パースに初めて足を下ろした日は青空。いい記念だね。(しばっち)≫
≪オーストラリア独特の住居。レンガ造りの家って憧れる~。(しばっち)≫
それと、KingsParkに行った時の写真を何枚か。
しばっちさんの言っていたように、とても広くて、まだまだ全体を回りきれていません。
レンタサイクルがあるなら、是非、借りたいところです。
≪レンタサイクルのことはそれ以前のメールで伝えておいた(しばっち)≫
KingsParkに行ったのは、全くの単独行動で、CtiyからRed Cat Busに乗って行きました。
どこへ行くのも、基本ひとりなので、残念ながら私が写っている写真はまだ存在しません(笑)。
あ、足だけ写ってるのがあるかな?
≪キングスパークに広がる芝生。裸足になりたい気持ち、よ~くわかるよ。 (しばっち)≫
しばっちさんのメールのように、きちんと写真を整理して送る技術がないので、まとめてバババーっと送ってしまいますが、ご了承下さい。
≪よいしょ!するのも忘れていない。(しばっち)≫
あと、近所の図書館のパソコンからメールすることもありますが、そこのパソコンは日本語入力ができないので、私の拙い英語での文章になりますが、こちらもご容赦下さい...
それと、こちらでの生活は日本に居たときの生活と比べて、実にのんびりしたものです。
≪やっぱりパースは青空の似合う都市。そして緑の多い公園。K子も気に入ってくれているようだ。しばっち≫
まだ、私はステイ先が決っていないので、DuncraigにあるPaulineの家にお世話になっていますが、基本、毎日、自由時間です。
図書館に行ったり、公園に行ったり、Ctiyに出てみたり...贅沢なくらいに、のんびりしちゃってます。
英会話は、まだまだ全然ですが、みなさん親切なので、困ることはあまりありません。
あと、こちらに来てから、まだ一滴もお酒を飲んでません(>_<)
夜はひとりでの外出は禁止(基本、日が暮れるまでには家に帰ることになってます)、家で飲むのはあまり印象が良くないし、昼間にひとりで飲みに行く勇気もなく...そんなこんなで、禁酒状態です。
そろそろ禁断症状が(笑)
実は、来るときの飛行機の中で、「Sparkling Wine」を頼んだつもりが、出されたモノを飲んだら、炭酸水だった…という悲しいエピソードが。
思えばそのときから、お酒に縁がなくなったのかも…。
というわけで、いつの日か、昼間からBarでアルコールを飲むことが、私の秘めたる野望です!!
≪わ~、大人の女性だね~。(しばっち)≫
ではでは、また近況報告を兼ねてメールしますね!
しばっちさんも、お元気で。
風邪など引かないように、気をつけて下さい。
p.s
Target行きました!
何も買いませんでしたが。
今度、写真を送ります。
ちなみに、私がPerthで初めて買った生活雑貨は「洗面器」です。
Woolworthで$2でした。
K子の元気な様子がうかがえる。
が、さすがにその辺の女子(笑)ではない。
まだパースに着いて数日しか経っていないのに、ひとりでキングスパークに???
しかも電車に乗り、キャットバスまで使って・・・(笑)。
僕なんか、どうやって行けばいいのか、まったくわかっていなかったからね。
しかも送られてきたキングスパークの写真はビューポイントではなく、さらに奥に行ったところにある池のあるところ。
うひゃ~。
ちょうどK子からメールが届く前に僕の方も2回ほどメールを送信しておいたのだが、そのときにモールにあるディスカウントショップTargetやショッピングセンターWOOL WORTHについて情報を流してあげたのに・・・、そのメールを見る前にしっかりと出かけていたのだ(笑)。
僕が心配することなんてないようだな。
キングスパークの写真をもう少しアップで見てみよう(同じもの)。
写真で見るとそれほど大きな池にも見えないのだが・・・。
手前のディレクターチェアに座っている家族とその右側で遊んでいる親子の大きさ。
全然違うでしょ。
結構大きな池なんだよ。
遠くに見えるのはスワン川だね。
僕も時間があるなら、こんな空間でゴロゴロしていたいと何度も思った場所である。
2010年10月30日
関東に台風上陸・・・しなかったみたい
やっぱり週末はブログを書く時間がなく、しんどいなぁ。
関東には大きな台風が近づいているというニュース。
日中、続々と流れてくる情報は電車の運休やら遅延。
直接利用はしないが湘南新宿ラインが運休というニュースを聞き、僕の使用する電車もそろそろ止まるのか、と不安になる。
JRはもちろんだが、私鉄も遅延し始める。
大型台風と聞いていたから、職場でも慌ただしくなり始めていたのに・・・。
夜になると雨は止み、風もほとんどない状態。
たしか台風上陸は・・・、0時前後と聞いている。
帰宅時の電車などが運休されたら、どうなる?
と心配した一日だが、結局その心配も何事もなく過ぎてしまった。
肩透かしを食ったような気持ちもないわけではないが、台風は関東に上陸することもなく(かすめた程度)一安心だ。
さて、明日も早朝家を出なければならない。
寝るとするか。
2010年10月29日
icon chicken
急激に寒くなって、風邪を引いたりしてないかな?
僕もひどくはないが、何となく喉がイガイガしているような、むずがゆいような、そんな気がする。
この間、愛読しているブログのひとつ、おきらくごくらく(管理人◆☆との☆◆さん)を読んでいたたら、マクドナルドのicon chickenのことが記されていて、無性に食べたくなってしまったので、思わず出勤前に立ち寄って買ってしまった(笑)。
僕の場合、マクドナルドで最も好きなのが、定番のフィレオフィッシュ。
まぁ、僕自身が安くできているので100円マックでOKなんだけどね。
いつも普通のハンバーガーも頼むのだが、ときに贅沢(笑)にビッグなものが食べたくなるときには100円マックは我慢。
icon chickenは期間限定。
4種類がポスターに記されているのに、期間ごとに1種類だけが販売されていて、今の時期は…、
これなんだって。
ジャーマンソーセージ。
中にはハンバーガーサイズのソーセージの輪切りとチキン、その上にチーズが乗っかっている。
ボロニアソーセージもおいしいが、チキンのレモン風味がいい。
最近、チキンのレモン風味にちょっとハマっていて、サラダのドレッシングなんかもレモン風味のものを使っていたところ。
サラダというか、鶏肉にレモンってかなり合うんだよね~。
これからicon chickenシリーズとしてはディアボロ、カルボナーラと続くようだが、実は一番興味があったのがすでに終了しているチーズフォンデュ(涙)。
まぁ、またいつか巡り合うのを期待してるんだけどね。
◆☆との☆◆さん、ありがと~♪
また、楽しい情報、掲載してくださいね~。
2010年10月28日
パースに戻ってくることを夢見て
パースに戻ってくることを夢見て
(2006年1月オーストラリアパース野郎二人旅編)
2006年1月に行ったパース旅行記も今日でおしまいとなる。
今回の旅行記を書き始めたのは、今からちょうど1年前。
2009年10月6日からであるから、よくもまぁ、長々と書き綴ってきたものだと、我ながら脱帽。
もちろん、途中、国内の出来事などを書いているのだが、それにしてもその旅行記の完結が今日になるなんて想像していなかった。
あ、僕は文学部出身でもないし、作文が得意な人間でもないから、自由気ままに書かせてもらっているだけなのだが。
意味のわからない文章も多々あったと思っている。
そこはお許しいただきたい(ぺこり)。
そんな旅行記の終わりは、パース国際空港の出発ゲートを通り抜け、日本に向けて飛び立とうとしている飛行機を目の前にしながら、ある種、放心状態になっている二人の会話から。
「いやぁ、お疲れ様でした。」
「あ、あんまり天気が良くなくて満足できなかったでしょう?」
「こればかりは、ね。」
そう。今回の旅行は夏にしては珍しく天候に恵まれず、思ったようなことができないことが多かった。
自然相手だから仕方がない。
この年はパースだけが異常気象だったわけではなく、実は日本も異常気象に悩まされていた。
ロビーで待っている人々の多くは日本人ではない。
これだけ多くの外国人が日本に来るのか。
この暖かい国の人々がこれから寒い日本に来て何をするのだろう?
仕事?
旅行?
そんなことを考えているうちに、機内搭乗の放送が流れる。
この時点では近い将来、再びパースに来るなんて予想だにしていなかったので、いつものようにパースを離れる寂しさが募ってきた。
機内は思った以上に人がごった返している。
そのためか、出発時刻になってもまかなかスタートせず、予定時間をオーバーしてからの離陸となった。
水平飛行になり、しばらくすると機内食が出てくる。
国内線のような短いフライトだと、こういう楽しみはない。
特においしいというわけではないが、それでもこの雰囲気(海外旅行に出かけているという)がワクワクさせるものだ。
僕はもともと飛行機嫌いだから、できるだけ多くのアルコールを飲み、できるだけ早めに寝ることを心がけている。
やはり、どうしてもあの日航ジャンボの墜落事故が脳裏をかすめるわけだ(あの事故の翌日に飛行機に乗った)。
遠い昔の話だ。
青い空を想像してやって来たパース。
旅行初日から2~3日は青空だったが、その後はなかなか天候に恵まれなかった。
これはスワンバレーのワイナリー。
ブドウ畑の広がる広大な丘。
とにかく空が広い。
サンセットツアーで出かけたピナクルス。
本来ならこの砂漠に沈む夕焼けを眺めながら、奇岩の周りを探索するはずだったのだが、冷たい強風と雨に悩まされた。
意を決して出かけたロットネスト島のピンキービーチ。
1月に真っ黒に日焼けして、職場の仲間に自慢してやろう、なんて企んでいたのだが、この日も雲の多い一日。
事あるごとに異常気象は僕らを襲い、結局青空だったのはパース近郊にいたときだけとなってしまった。
それでも僕にとっては満足できたことは多い。
早朝というには早すぎる時間にキャビンアテンダントに肩を叩かれ、目が覚める。
さっき食べたばかりの夕食。
そして今度は朝食(汗)。
プレート右にあるのは、フレンチトーストだが・・・。
僕だけ特別にハート型・・・かどうかはわからないが(勝手に解釈している)。
飛行機は無事、成田国際空港に降り、僕らの旅は終わる。
もちろんここは冬の日本。
冬の東京は寒さこそあるが、青空のはず・・・というか、そう機内でも言ってたはずなのに、ここでも曇り空。
本当にこの年はどこでも異常気象だった。
僕にとってのパースは人生を大きく変えた所だといっても過言ではない。
それだけにパースの思いは今でも強く、チャンスがあるなら再び渡豪したいという気持ちは根強く残っている。
そんな思いもあってか、2007年にも再び渡豪することになるのだが、この時点ではもちろん何も計画されていなかったわけで(過去のブログですでに投稿済み)。
2006年のパース旅行はここで幕を閉じるが、また近いうちに残っている過去のパース旅行記を紐解いていこうと思っているので、それまでしばらくお待ちくださいね~。
出勤途中の新宿駅そばにある気温表示はわずかに9度。
一桁~。
日中だというのに、だ。
つい2か月前には35度を差していたのに。
その上、雨。
冷たい雨で嫌になる。
中にはコートを着ている人もいるし、首にマフラーを巻いているサラリーマンも。
こんな日の夜は鍋料理だよね~。
と、思い、帰宅途中にスーパーに立ち寄って、
「白菜、白菜・・・。」
と野菜コーナーを探す。
と、と、ところが・・・、
白菜、完売されている。
いつも白菜なんて売れ残っているのに~。
考えること、みんな一緒だね。
で、仕方なく鍋用の野菜セットを買って帰ることに~。
こ、こ、こんなに作ったら、毎日鍋をつつくことになる。
まぁ、明日も寒そうだしね。
で、今日は初のカレー鍋。
去年かなりブームだったので、食べよう、食べようと思っているうちに暑い夏になり(笑)、ようやく今年実現したんだけど・・・。
でも、冷凍庫に豚肉がない。
カレー鍋には豚肉がいいかなぁって思っただけで・・・。
結局、肉団子で(笑)。
今年、初の鍋料理~。
きっと、そういうご家庭が多かったんじゃないかな。
今年の冬も鍋料理にはお世話になりそうだ。
2010年10月27日
さらば、パース!2006
さらば、パース!2006
(2006年1月オーストラリアパース野郎二人旅編)
パースシティを後に、友人Sの住んでいるバインズまで、彼の父親のJさんの車で送ってもらうこと数十分。
都会のパースから一転、周りは背の低いブッシュ一面に変わるところもあるほど、田舎の風景に変わる。
とはいえ、要所要所にはもちろん町も点在する。
友人Sの住むバインズはゴルフで有名なリゾートホテル(初日、二日目に泊っている)があったり、新しい町ができつつあったりするのだが、やはり自然の多い地域である。
その一角にある広大な敷地の家(羨ましい)。
最近、紹介した写真だが・・・、
一粒種のJ君。
もちろんこのとき(2006年)はまだ一人で、その後2人の弟のいるお兄ちゃんになっているのだが・・・。
ちなみに彼の後方に見える歩道の左側は友人Sの土地だし、家の裏もはるか先まで所有しているというのだから、驚きである。
たしかに田舎だが・・・、この土地の中に何軒もの家が建ち並んでもおかしくない(と、計算してしまう僕なのだ)。
友人Sが仕事から戻ってくる頃までいてくれたJさんともここでお別れである。
残りの時間を友人S宅で過ごし、その後空港まで送ってもらうことになるのだが、そこでJ君・・・駄々をこねる(笑)。
ようやく僕ら大人に慣れてきた頃だったからね。
手を握って離さない。
お別れに彼は僕のほっぺたにチュッ。
別れのときの空港は不思議と物悲しく見える。
あれも、これも・・・と名残惜しむかのようにいろんな話に花が咲くのだが、次回再会をする約束はできない。
もしかしたらパースの町をその後、見ることがないかもしれないからだ。
僕自身、何度も来ているが、一度も飽き飽きしたことがない。
日本の息の詰った生活から抜け出して、パースでの止まったような時間を感じることができるだけで、僕は命を吹き返すような思いになれるわけだ。
それでもラッキーなことに友人Sの奥さんのT子は、僕の住む町の隣に実家があるので、事あるごとに日本に来ることはあるだろう。
再会はできるが、それは必ずしもオーストラリアではないことだけが、僕の心に歯止めがかかる。
そして、いよいよ別れのとき。
ホテルの手配や送り迎え、それにツアーなどの手配まで全て友人S任せの旅もこのゲートをくぐればおしまいである。
とりあえず、(最低)日本で会えることを願って別れることになる。
いつもこの場所に来ると、目の奥がツンとした思いになるのをこらえ、笑顔で握手を交わし、ゲートに向かう。
恐縮していた同僚のTも、パースでの生活の満足さを友人Sに伝え、振り返りながら挨拶を・・・。
今度、いつパースに来れるのか・・・。
まだ頭からそのことだけが離れない僕であった。
朝、窓を開けるとブルッとするほど冷気が部屋に入ってくる。
天気予報通り、今日は一段と寒くなっている。
それでも空は青く澄んでいる。
まるで、真冬のような関東独特の乾燥した空である。
今年の夏は猛暑が続き、もういい加減涼しくなってほしいものだ・・・、と何度も願っていたのだが、まだあれから2カ月もしていない。
それなのにこの急激な温度差・・・。
まぁ、ある意味、多くの人々の願いを叶えてくれたのかもしれないが・・・。
それにしてもこの時期にしてはちょっと寒すぎるような気もする。
午前中にPCのメールをチェックするとパースに行ったK子からメールが届いていた。
しかも写真付きで・・・。
元気でやってることが書かれていて一安心というところだが、これについては後日ブログでアップしてみようと思ってる。
さて、僕の旅行記(2006年の)も残すところあと一日。
とはいえ、もうほとんど終わってしまっているが、やっぱり日本に戻ってきたところまで書き終えたいという思いはある。
大した写真は残ってないが、また数日後に別の年代の旅行記も書く予定ではいるのだが・・・(気持ちだけは前向きな僕である)。
2010年10月26日
キングスパークから見るパースシティ
キングスパークから見るパースシティ
真夏のパースは高温で空気が澄んでいる、いわゆる地中海性気候独特の夏である。
この都市の空気に触れると、日本の・・・、東京の夏が蒸し暑く、嫌になってしまう。
同じ地球に住んでいるのに・・・と、アホらしい屁理屈を言いたくなるわけで。
Jさんの車に乗り込み、パースシティを通り抜け、一段高くなった丘の上にあるのがキングスパークである。
この丘全体の名称がキングスパークと呼ばれ、公園自体もかなりきれいに整備されているのだが、それ以上にこの公園から見る景色は圧巻だ。
上の写真は高層ビルを中心とした、最も美しいと言われている景観である。
高層ビルから右側に目を移すと見えるのがスワン川。
写真では見づらいが、スワン川のほとりに建っているベルタワーの右側に見える緑の芝のある公園がラングレーパークである。
さらに右側に目を写すとまるで湖のように見えるスワン川。
スワン川の手前のハイウエイと今僕が立っているキングスパークの間には野鳥がいっぱい生息する公園もあり、ここはかなり目を楽しませてくれる場所でもある。
これだけ多くの自然が残っていると、人間にもやさしい空間となり、癒されっぱなしになるわけで・・・。
ちょっと写真をアップ気味にしてみると・・・、さらに良さが通じるかもしれないね。
穏やかな風景をバックに同僚のTも写真に写してあげたり、ガイドまがいな説明をしてあげたりする僕である。
短い時間ではあるが、キングスパークからパースシティを眺めるには充分だったかもしれない。
何度も書いているが、このビューポイントはキングスパークのほんの一部分である。
さらに奥に進むと、まるで日本の公園とは違う素晴らしい空間があるのだが、それは時間の関係上スルーせざるを得なかった。
おっと、この写真の方がわかりやすいね。
ベルタワー(写真で)の右側が桟橋で、ここからロットネスト島やサウスパースにフェリーが出ている。
もちろん、スワンバレーのワイナリーツアーなどもここからのフェリーで上流にさかのぼり、楽しめるわけだ。
そして、さっきまで寝そべっていたラングレーパークがその奥に縦長に見えている(スワン川に沿って)。
そんなパースの風景を後に、再び車に乗り込み、友人Sの家に移動することとなる。
今日も日中は曇ったり、雨だったりと天気がぐずついている。
日中は黒い雲に覆われ、部屋の電気を必要とするほどだった。
そ、今日も休日・・・。
と、と、ところが・・・、札幌に住む従姉からメールが・・・。
『K江伯母が亡くなりました。とりあえず連絡まで。』
の内容。
え???
6月のいとこ会のときに歩くのが困難で入院してしまい、唯一参加できなかった伯母であるが、それ以外はいたって元気だったはず。
実際、僕も時間を見てお見舞いに行ってきたのだが・・・。
言葉もしっかりしていたし、他の病名も聞かされていなかった。
その後の情報で、動脈瘤破裂のため突然倒れ、あっけなくこの世を去ったようだ。
人の命の儚いこと・・・。
K江伯母はしばっち家の血筋を引き継ぐ中では最も口うるさい伯母だった。
特に勉強においては、一度しゃべり出すと止まらないほど。
これは僕に対してではない。
いわゆる甥っ子(僕にとってはいとこ)には特にうるさかった。
あの張りのある声が今となっては懐かしい。
また僕の周りの大切な人がこの世を去ってしまった。
「早く元気になって、来年のいとこ会に参加してよ。」
と約束していたのに。
2010年10月25日
サヴィルパークスィーツともお別れ
サヴィルパークスィーツともお別れ
ラングレーパークでパースの残り少ない時間を楽しみ、まもなく迎えに来るJさん(友人Sのお父さん)と合流するためにホテルに戻ることに。
その途中で見かけた木の写真が上。
これは結構パースには多く生えているようでときどき目にするのだが、いつも気になることが・・・。
きれいなピンクの花が咲き乱れながらも、ちょっと違和感のある茶色い物体。
まるで枯葉のようにも見えるのだが・・・。
これは種のようで殻がものすごく硬い。
日本じゃ、花が散ってから実や種が現れるが、オーストラリアにはこういう種類の木が多い。
そして、こんな木も・・・(笑)。
うひゃ~。
これは何という種類の木なのか。
前々から気になっていたんだけど、この木を目にしているときはあまりいい天気ではなく、写真を撮ることがなかったんだよね~。
ちょうど僕らが泊っているホテルの部屋からも見えていて、いつか撮ろう(写真に)、いつか撮ろうって思っていたもの。
小さな公園の一角に立っているオブジェだ。
かなり違和感のあるものだが、発想が面白い。
それにしても今回の旅行ではあまり天候に恵まれず、旅行の最終日にこれだけ青空が広がると、パース滞在延長を希望したくなるのも無理はない。
そんな思いとは裏腹にホテルに到着すると予定よりも少し早くJさんが迎えに来てくれていた。
これが僕らの宿泊していたサヴィルパークスィーツ。
コンドミニアムではあるが、なかなか自炊などをするような時間はなく、過去の旅行も含め、食事を作ったのは2回ぐらいだったと思う。
荷物を車に積み込み、友人Sの家に向かい、残り時間はそこでのんびり過ごすことになるのだが、途中キングスパークにも寄ってもらうことをリクエスト。
まぁ、僕は何度も足を運んでいたが、同僚のTにはキングスパークからの景色をどうしても見てもらいたかったわけで。
今回宿泊した部屋はとんでもない広さのスィーツルームだったが、これも友人Sの配慮。
値段は格安~♪
驚きの値段である(笑)。
なかなか体験できるものではないので、お言葉に甘えてしまったけれど、本当にいつも友人Sには感謝している。
ありがと~、友人Sよ!
今日は休日だったので、日中は家でゴロゴロ。
途中2回ほど買い物で外に出たが、あまりいい天気ではない。
何度か青空が顔を覗かせていたが、雲の多い一日だった。
夜は久し振りにジンギスカンを・・・。
もちろん自宅で食べたんだけどね。
我ながらおいしくできたと思ってる。
本来、ジンギスカンというのはジンギスカン鍋で食べるのがおいしい。
もちろん道産子の僕はその鍋も持っているのだが・・・、携帯コンロがない。
仕方なく、今回はホットプレートのような鍋(名前が思い浮かばない)にしたが、次回はできることならジンギスカン鍋で食べてみたいものだ。
あ、
写真を撮っておくとよかったぁ~。
ということで、食べ終わった後に写したもの。
やっぱりジンギスカンはこのベルのたれが一番おいしいっ!
2010年10月24日
ラングレーパークにて
ラングレーパークにて
(2006年1月オーストラリアパース野郎二人旅編)
コテスロビーチでオージー仲間と遊んで、再びパースに戻ってきたのは夕方ちょっと前。
まだ時間はたっぷりある。
僕らの泊っていたホテルのそばにある公園がラングレーパーク。
日本では考えられないような広大な公園だ。
この公園は以前のBLOGでも何度か紹介しているが、僕にとってはいつも最終日の時間の狭間にのんびりと大地を噛みしめながら歩く場所でもある。
写真嫌いな僕だから(写す方は好きだけど)ほとんど自分が写っている写真がない・・・そのかわりにこの日一日、共にしたデイパックを芝に置いて写したのが上の写真。
普段はショルダーバックを持つ機会が多いのだが、オーストラリアではデイパックの方が(なぜか)楽チン~。
シティの高層ビル。
キングスパークから見るのもきれいだが、ラングレーパークからでも充分美しい景観。
この広大な芝のおかげもあってか、気温が心地よい。
裸足で歩くとちょっとひんやりしていて、それも気持ちいい。
日本じゃ芝の上を歩くな!って怒鳴られそうだけどね。
ラングレーパークのすぐ横はスワン川。
右奥に見えるのがベルタワーだ。
さらに奥に小高い丘があるが、それがキングスパークである。
歩いてもそれほど遠くはない。
スワン川のほとりは歩道になっていて、多くの人たちがジョギングやウォーキングを楽しんでいる。
もちろんサイクリングもできる。
パース周辺を流れるスワン川はまるで大きな湖のようになっている(海にも見える)。
パース上流は川らしく見える川なのだが(変な文だな)。
もちろん波はほとんどないので、ウィンドサーフィンやヨット、カヌーなど水上で楽しめるスポーツも盛んだ。
対岸はサウスパースという地域。
なかなか対岸からシティを見るチャンスがないのだが、サウスパースから見るシティは圧巻である。
これを見たらパースの虜になっちゃうんじゃないかな。
夏のパースをラングレーパークで堪能し、そろそろホテルに戻る時間となる。
友人Sのお父さんのJさんが迎えに来てくれるのだ。
日曜日。
あまり芳しくない天気である。
土曜日は気持ちのいい気候だったのに、あっという間に下り坂。
今日も早朝家を出て、深夜に帰宅。
しかも夜は本格的に雨も・・・。
それにしても朝夕寒くなってきたね。
あの猛暑、ついこの間だったと思っていたんだけどね。
ようやく忙しい週末を終え、明日、あさっては休み~。
特に外出予定もない。
睡眠不足を解消かな。