こんな日もあるさ2005年、前半終了

2005年06月29日

雨の休日

 ようやく今日は休日である。

 まぁ、実は先週の金曜日も休日ではあったのだが、もともと依頼されていた仕事(水泳指導)を請け負っていたので、ここ最近はほとんど体を休めることがない

 僕は以前、水泳選手の指導をしていた。主に小・中学生であったが、最も得意な指導背泳ぎ苦手な指導平泳ぎかな。

 そのわりには、平泳ぎで全国大会(JO)まで出場させていたのは、僕の指導がいいのではなく、本人の努力だったに違いないのだが・・・。

 平泳ぎって泳ぎの構造上、複雑なんだよね。膝の位置、かかとの位置、呼吸のタイミングなどなどね・・・。

 選手を受け持っていると、自分の日常生活もそれが中心になる。夏休みのスケジュールといえば、早朝から練習スケジュールを組んで、夕方も指導をし続ける。

 よくもこんなに泳ぐわ~って思うほど、メニューを作ってあげるんだけど、子供の心臓ってどんな構造してるのだろうか・・・ふと不安になるときもある。

 指導だけで一日は終わらない。

 子供たちからのメール(普段の業務ではなかなかコミュニケーションを取れない)の返事も書いてあげる。

 練習のことはもちろんだが、勉強日常生活のことも書いてくる。学校での楽しかったことならまだしも、悩みも少なくはない。友達と喧嘩したとか、先生がイヤだとか(笑)・・・ね。年頃になると、誰が好きだとか・・・ね(苦笑)。

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【職場の風景】

 営業中は写真撮影は禁止されているので、営業終了後に流水プールを写してみた。

 選手の子供たちとの付き合いは学校の教師よりはるかに長い。赤ちゃんの頃から教えてきた子供が、小学校に行き、中学校に行っても付き合っているのだから、信頼関係は半端ではない

 保護者からも悩みは受ける。最も多いのは受験だったりね。水泳の強い高校に入れたがるから、そのための準備もしてあげなければならない。

 子供たちも大変だが、その期待に応えてあげようと指導陣も必死なのだ。制限タイムがあと0.1秒で、全国大会に出場できない選手がいたりすると、もうこれはかなりブーイングでもあるわけだ。

 子供たちの人生って、そこから変わるんだよね。

 親の期待度も日に日にエスカレートしていくしね。みんな必死なんだけど、結果を出せなければならない世界でもあるわけだ。

 今はそういう生活から離れているが、相変わらず教え子たちからは連絡が入ってくる。まぁ、また少しずつそういう世界にどっぷり浸かってみたくなるのかもしれない。

 根本的に僕は選手を教えるよりも、水嫌いな子供を教える方が好きなのだが・・・。








at 11:15│Comments(0) 「夏」編 

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