パースの記憶(1・2)パースの記憶(4)

2007年01月12日

パースの記憶(3)

パースの記憶(3)


 昨日よりも少し日射しが強い。

 気温も高いようである。しかも雲一つない青空である。朝から僕はベランダでずっと空ばっかり眺めていた。

 昨日の天気に対する不安は微塵(みじん)もない。

 朝食は“ベーコン・エッグ・ビーンズ”などと書かれてあるものを頼んでみたら、大きな皿にすっごい量で出てきたので、唖然ショック

 バイキングだったらいいのだけど・・・。

 結局半分ぐらいしか食べられずに謝ってしまった。明日からは気をつけよう。

 今日は午前中キングスパーク(Kings Park)へと足を運ぶことにした。キングスパークは宿泊しているホテルのすぐ裏側にある。

 もう何度も足を運んではいるが、いつもゆっくりと時間が取れないでいたので、このキングスパークで必要以上にのんびりとした時間を過ごしたかったのである。

 宿泊しているホテルから100mほど行くとキングスパークに直接登る階段があることも今まで知らずにいた。

 今まではパース(Perth)のオフィス街から坂道を登るルートしか知らずにいたので、3年前に初めて自分の足で歩いて行っただけでも感動だったのだが、今回はまた違うルートで行ける楽しさが加わった。

 しかし、この階段かなり急で長い。数えてみたら約240段

 その上、この階段を利用して多くの人がトレーニングをしている。駆け足で登っている人もいれば、手すりに掴まって息の荒い人もいる。 

 僕は一度登っただけでゼェゼェ風邪(←ちょっと違う?)していたけどね。

 何度見てもきれいな街だね、パースというのは・・・。 

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【今では観光名所のベルタワー】

※写真は2007年のカレンダーであり、実際に写したものではない。



 昼はちょっと街に出て、レストランTAKAで和食。

 値段もリーズナブルだし、若い人が多い。照り焼きチキンだとかカレーだとか多くの日本料理が味わえる。すごくおいしいわけではないが・・・。

 ここで働いている人は日本人に見えたけど、一人の女の子に日本人かと尋ねたら、違うと言われた。

 もしかしたらほとんどが日本人のような顔をしているが、違うかもしれない。

 最近僕が英語で話すのはたまに来るお客さんでしかない。どんどん英語が頭の中から消えていくのがわかる。

 もう少し自信を持って英語で話せばいいのだろうけど・・・やはり言葉というのは机上での勉強よりも生活の中で覚えていきたいものだ。

 夕方までベルタワーからスワン川公園とかなり散策をしてきたのである。

 旅行の楽しみのひとつにがある。オーストラリアといえばやはりオージービーフだろうが、最近はあまり肉を好まなく、ついついシーフード

 もともとシーフードが大好きな僕でもあり、カレーライスなんかもビーフやポークよりもシーフードが好きなのである。

 去年は初めて入ったレストランでかなり失敗したこともあり、今回はついつい過去に何度か入ったおいしいレストランへと足を運んでしまう。

 もちろん、ディナー(外国に行くと夕食ではなくディナーになってしまう浅はかな日本人)はノースブリッジ(Northbridge)のサイモンズ(Simon’s)。

 いやぁ~、かなり豪華に飲んだし食ったし・・・しかもまたまたチリマッスルまで食べて、もう幸せこの上ない。

 サイモンズのメニューを見たらマッスルの料理が、いつも食べているチリ味以外にもイタリアンなどもあり、心が揺れる。お兄さんにどの味が一番おいしいか訊ねると、やはりチリ味だって。

 今回は冒険をせずにチリマッスルを頼んだが、次回は別の味を頼んでみることにしよう。

 オーストラリアの食生活はきっと豊かだと思う。昔からそうだが、人々の体型を見るたびにそう思う。

 若い人はかなりスマートな人も多いのだが、ある程度年齢を行ってる人は男性も女性もがたいがデカイ。首から尻まですっごい太いのに足がスマートなのは、若い頃はかなりスマートだったってことだよね。

 料理の一品一品も量が多いもの・・・これを一人で平らげるってことはすごいことだよなぁ。

 まぁ、僕にはできない技だけど、それなりに大満足の一日だった。

 夜は日中に比べると極端に気温が低い。日中はTシャツとハーフパンツでOKOKだが、夜は長袖と長ズボンでちょうどいいくらい。

 でも、僕はどうしても夏にこだわっているようで、震えながらもTシャツとハーフパンツで過ごしている。

 夏だから・・・





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at 23:59│Comments(0) 「旅行(パース07年?」編 

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