ミケランジェロ館(№5)Kくん、また会おうね

2007年06月12日

ミケランジェロ館(№6)

 最高気温が28~9度もあるというのに、日中でも吹いてくる風はどこか涼しげで、夜は半袖シャツでいるとちょっと肌寒さを感じるほど。

 でも、それが心地よいわけで・・・ここ数年来、こんなに爽やかに感じる日が続いた記憶がない。

 ときには湿度が高く感じる時間帯もあるが、それも長くは続かない。

 もうしばらくはこんな天気であってほしいと思うのだが、どうも西から梅雨の気配が・・・。

 雨が降らなければ水不足になり、生活にも支障をきたすのだろうが、すでにそういう地域も浮かび上がってきている様子だ。

 それにしても世界各地では異常気象のニュースが入ってきているわけで。

 インド北部やパキスタンでは熱風で、中国では豪雨で多くの死者が出ているという。

 やはり一言で言えば異常気象ですまされてしまいがちであるが、もし自分の周りにそういう状況が近寄ったら、その異常気象を回避できることも考えておかなければならないと思うのだが・・・。

 例えば、地震が来てしまった場合のために非常食や水の入ったペットボトルを格納している家庭も少なくはないと思うが、熱波が来たら・・・とか、大洪水になったら・・・ということまで考えている人はいるのだろうか。

 もちろん、僕もそこまで考えてはいないのだが・・・。

 日本だってどんな形で来るかわからない異常気象を意識していかなければならないような気がする。

 ちょっと真面目なことを書いてしまったが・・・僕という人間はそこまで真面目な人間ではないのであしからず。


 さて、那須高原ミケランジェロ館もいよいよ礼拝堂が再登場。

 この礼拝堂はバチカン市国システィーナ礼拝堂の5分の3の大きさで作られたもので、その名をナスティーナ礼拝堂という。

 これって、システィーナをパロって那須ティーナってことだよね~、きっと。

 で、その礼拝堂の天井がを数枚・・・。

6aaeef02.jpg

【天地創造】

 天井部中央の旧約聖書創世記の場面を描いたそうだが、これは神様が天使を従えているところ・・・かな。

 勿論、ミケランジェロが描いたときも足場を組み横になって描いたのと同じように、ナスティーナ礼拝堂の絵も同じようにして描いたらしい。

696fa5e1.jpg

【天地創造~アダム】

 神であるヤハウェが地上に降り立ち、土で最初の人間の男アダムを造り、魂を宿した。その後に人間の女イヴを造ったという。

3092e68f.jpg

【失楽園】

 アダムとイヴが、神の禁を破って善悪の知識の実を食べ、エデンの園を追放されるシーンを描いたもの。

4b34a80a.jpg

【ノアの箱船】

 この写真・・・何?

 って思った方もいるだろうが、これ・・・実はノアの箱船のシーンを写したかったのではなく、絵の一部がはがれ落ちているのを写したものなんだ。

 実は本物のシスティーナ礼拝堂もこの部分がこうやってはがれ落ちているらしく、全く同じ形を再現したものなんだって。

 そこまでこだわるってすごいよね。

 僕はキリスト教信者ではない(まぁ、無宗教ってヤツ)が、こうやって絵を見ているうちに聖書を読んでみたいという衝動に駆られた。

 その他の絵を見てみたい方はぜひナスティーナ礼拝堂に行ってみて下さいね~。





[1年前の今日のブログを見る]

[2年前の今日のブログを見る]




at 22:36│Comments(0) 「旅行(栃木)」編 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
ミケランジェロ館(№5)Kくん、また会おうね