昼下がりのカプチーノ通り旧フリーマントル刑務所ツアー

2008年05月31日

ペスカトーレとの再会

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ペスカトーレとの再会

(パースの宝物2004年6月)







 上の写真はEシェッドマーケット横のオブジェだが、手漕ぎのボートでかもめとデートハートってことかな?

 青い空がまぶしいね。

 マーケットストリート(Market St)の一角にカプチーノ通りと呼ばれる場所があるが、ここにはどうしても行きたかったレストランがある。

 そのレストランの名前はベラローマ(Bellaroma)。その名のとおり、イタリアンレストランである。

 1996年の旅行でJさん奥さんに連れてきてもらったレストランで、その後、数回フリーマントルを訪れているのに方向音痴の僕はそのレストランを探すことができず、6度目の渡豪でようやく見つけた経緯がある。

 96年に来たときには、すぐ横で見たこともない大きさのピザを食べている人がいて、そのピザがファミリーサイズの一番大きなピザだと思い、友人は一回り小さいLサイズのピザを頼むことにした。

 僕は魚介類が好きなのでペスカトーレを注文。






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【今回の旅行でももちろんペスカトーレ】







 しばらくして運ばれてきたピザを見て絶句。なんと隣のピザと同じ大きさのものが来たのだ。

「これがLサイズなら、ファミリーサイズってどんな大きさなのだろう・・・。」

 今でもベラローマで見たファミリーサイズのピザを見たことはない。

 しかもそのときに僕が注文したペスカトーレのおいしさは日本で味わったことがないおいしさだった。

 そのトマトソースの味が忘れられず、日本でも何度もイタリアンレストランに入って探したが、その味に出会ったことは未だにない。

 決して上品にお皿に載っているわけではないが、僕の口にぴったりなのである。

 2年前にそこで食べたときも、もちろん今回も、ペスカトーレを注文したのは言うまでもない。今回はMサイズ(スパゲッティにもサイズがMとLの2種類ある)にした。

 トマトソースを使った料理を日本で食べてもあまりおいしいと思わないのは、もしかしたら空気の違いではないかと思うことがある。

 トマトソースは地中海性気候に適しているのかもしれない。

 ある日、スパゲッティ硬水を使うからおいしいというTV番組をやっていて、ヨーロッパやオーストラリアは硬水使用だし、日本は軟水使用ということも一理あると納得したものだ。

 この理論の方が正しいようにも思う。

 ちなみに軟水の方がおいしいと言っていた。

 お米の国、日本。理屈が合っているよね。

 とにもかくにも、フリーマントルの、このレストランでペスカトーレに再会した僕は、またひとつ夢を叶えることができたのである。






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【青空の下のタウンホール】







 またその先にはフリーマントルの建造物の中でもシンボルとされているのがタウンホール(Fremantle Town Hall)の時計台がある。

 旅行者は必ずといっていいほど時計台をバックに写真を撮るのだが、それもカメラを縦にして写す傾向が多い。

 僕には写真を縦に撮ることが好きではないというくだらないこだわりがある。

 その縦に撮りたくなってしまう時計台も、誘惑に負けずに写したのが上の写真である。

 それまでは時計のすぐ下にある赤いリボンが、笑った口に見えて目立っていたのだが、その下のブラックスワンをいつも見逃してしまっていた。

 ブラックスワンは西オーストラリア州の鳥でもある。あらためてブラックスワンの存在を認識した写真である(と思っている)。






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【バックパッカーかなぁ】







 自分が泊まっているホテルではないが、なんとなく外観に惹かれてレンズを向けてしまった。

 もしかしたら格安で泊まれるようなホテルなのかもしれない。

 しばらくキングススクエア(Kings Square)の周りをプラプラと歩いていたら、あっという間に午後の1時を過ぎていた。






ショック ・・・ ショック


2008年5月31日の日記

 今日で5月もおしまいだね。

 天気の悪い日が多かった関東の5月。

 僕にとってはかなり凹んだ月でもあり、その上、この天気。

 少しでも青空を見上げて生きていきたいと思っているのに・・・。

 凹んだ・・・というよりも、実は今日から約2週間、ある講習会に参加することになり、これがまた僕にとっては大きな壁になっているのである。

 そういう意味では『凹んだ』というよりも『これから毎日凹む』日々が続くってわけなのだ。

 そのために、今僕に必要なのは・・・。

 青空なんだよなぁ。

 この2週間、できることなら上を向いて歩きたい。

 




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at 22:26│Comments(0) 「旅行(パース04年?)」編 

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