2008年06月29日
赤い大地を歩く(1)
赤い大地を歩く(1)
(パースの宝物2004年6月)
(上の写真はお気に入りの一枚。ペリカンの写真である)
モンキーマイアは海辺のリゾート地で、シャーク湾の景色に魅せられたら一日中浜辺でボーッとしていても飽きがこない。
率直に書くと『仕事に疲れた人』『都会の生活に疲れた人』『人生に疲れた人』のようなケースの人が、もしこの地を訪ねて景色を見たら人生観が変わるんじゃないかな(と僕は思う)。
メインはやはり海なのだが、実は小さな海辺のリゾート地にも他の楽しみ方がある。
モンキーマイアの施設スペースから表に出て、道路を挟んだ内陸の方に散歩をしてみることにした。
門を出るとデナム(Denham)に続く一本道がある。
その道の向こう側は低木の広がるブッシュになっている。
そこにはさほど長くはないが、ウォーキングルートがあるのだ。
【乾いた大地を歩く】
このウォーキングルートは1996年に訪れたときに何気なく見つけた道で一度歩いたことがある。
広大なブッシュの中のルートだが、その部分だけ土の色が違う。
だからその色の違う道を外れない限りは迷子になることはない。
海辺とは違うオーストラリアの顔を覗くことができるってわけ。
オーストラリア独特の赤い大地と背丈ほどのブッシュが広がる景色に僕はオーストラリアを感じる。
行けども行けども同じ景色が広がっていて、人によっては単調でつまらないというかもしれないが、一度に多くのものを目にするよりもときにはそういう世界から逃げ出したい人にとっては充分過ぎる景色なのである。
【小高い丘から】
後ろを振り向くと海辺のリゾート地が見える。
このリゾート地だってまるで自然の一部に溶け込んで見えるほど、大自然が残ったままなのだ。
【大地から見るビジターセンター】
ウォーキングルートから見えるモンキーマイアは海に浮かぶ孤立した島という感じである。
実際には島ではないのだが・・・。
それにしても水平線がたまらなくいい。
再び前を向き、ウォーキングルートを更に奥に進んでみることにした。
・・・
2008年6月29日の日記
雨の日曜日。
関東はずっと雨・・・雨・・・雨・・・。
憂鬱な一日だったな。
仕事も昨日・今日の2日間は朝から晩までで、一日13.5時間労働。
あと一日やったら倒れてるな、きっと。
って、いつも思いながら、去年はこんなもんじゃなかったか。
まだまだ頑張れる、かな。
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