桁違いの歴史感動のプレート

2008年07月15日

ビラボーンの宝物

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ビラボーンの宝物

(パースの宝物2004年6月)







 さて、僕にとっては初めてお目にかかるある物に再会する場所に向かうべく、車を東へ走らせることにした。

 ハメリンプール(Hamelin Pool)から6km戻り、左折して先に進む。

 距離としては約30km東に向かうと国道1号線(North West Coastal Hwy)にぶつかる。

 国道1号線に出ると、すぐ右手にオーバーランダー(Overlander)というロードハウス(ドライブイン)がある。







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【ロードハウス(ビラボーン)】







 少し疲れていたので、オーバーランダーで休憩しようかとも思ったが、あまり時間がないために、そのまま先に進むことにした。

 そこから約50kmパース依り(南方)に、僕の目的としているビラボーンロードハウス(Billabong Roadhouse)があるのだ。

 国道1号線は今まで通ってきた道よりもさらに道幅も広く、一直線にしか見えない道路だ。

 行けども行けども同じ風景しか見えない。

 ときどき車に激突したであろうカンガルーの死体が道端に転がっていて、中にはカラスなどが群がっているものもあった。

 まるで日本でいうとたまにお目にかかる猫と同じだが、カンガルーの死体のほうがはるかに多い。

 途中ですれ違うキャンピングカーや乗用車に右手を軽く挙げて挨拶をすることを説明したが、コンボイのようなロードトレイン(Road Train)と呼ばれる大型のトラックとすれ違うときには、もっと楽しい挨拶がある。

 窓を開け、右腕を出し、力こぶ力こぶを作るように肘を曲げ、上下に振るのだ(ポパイのように・・・だ)。

 気前のいいドライバーは汽笛をボワ~~~ンと鳴らしてくれる。







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【ここに僕の宝物がある】







 ビラボーンロードハウスに到着した時間はすでに2時に近かった。

 どこまで行っても青空が広がっている。

 車から降り、久しぶりにやってきたビラボーンで大きく深呼吸をする。

 とうとうここまでやってきた。

 1994年、僕はここにもひとつの宝物を置いてきたのである。

 いつか・・・いつの日か、その宝物を目にしてみたいとそのときに堅く誓っていたものなのだ。

 ガソリンスタンドの横にホテル・モーテル(Billabong Hotel-Motel)と記されたドライブインがあり、おそるおそるその中に入っていった。

 誰もいない。

 あの時と変わっていない、ちょっと薄暗い空間。

 何を見るよりもまず最初にを見渡した。

 ある。

 いっぱいある。

 あのときは壁の一部にしかなかったのに、ものすごい数になっている。

 僕がどうしても自分の目で見たかったもの・・・。







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【ロードハウスの壁】







 モンキーマイアからここロードハウスに来るまでの道のりを紹介しよう。

 ピンクのラインが行き、グリーンのラインが帰りの道のりである。

 まぁ、ほとんど同じではあるが、このMAPはデナムのインフォメーションセンターでもらったものである。







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【シャークベイ周辺MAP】







 時間があったらハメリンプールの先を右折せずに、まっすぐ行って別の半島を眺めてみたいって思った。








泳ぐ ・・・ 泳ぐ


2008年7月15日の日記

 うひゃ、今日もかなり暑かったね。

 昨日、夕立が凄かったので、いよいよ梅雨明けかって思ったんだけど、まだまだ梅雨前線がそれなりにあるようで、もう少し時間が必要な気がする。

 それにしても今では梅雨っていうのは6月の代名詞ではなくなりつつあるね。

 しっかり毎年のことながら、7月になっても青空が広がってくれないもの。

 それにしても暑すぎ。

 今日、この炎天下、区役所に寄ってから職場まで30分ほど歩いて移動したんだけど、周りの人たち、ペットボトルを持って歩いているんだよね。

 それがサラリーマンだったり、散歩中のおじいちゃんだったり、ベビーカーを押す若いお母さんだったり。

 やっぱり熱中症対策なんだなぁ、って思いながら、僕は小さなタオルで背中を拭くだけ。

 明日からペットボトルは必修かもしれないな。
 






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at 23:05│Comments(0) 「旅行(パース04年?)」編 

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