2009年01月13日
箱根関所で団子を
箱根関所で団子を
(2008年12月11・12日箱根珍道中記編)
のびのびになっている箱根珍道中記・・・再開。
真っ青な空の下に顔を覗かせている富士山をしっかり目に焼きつけて、さらに芦の湖畔を奥に進んでいくと、箱根関所に着く。
昔の人は、この箱根関所で芦ノ湖の景色を見て心も癒されたに違いない。
【茶屋】
関所の歴史は古く、西暦642年の大化改新の詔に鈴鹿(伊勢)・不破(美濃)・愛発(越前)に関塞(せきそこ)を置くことに始まったと言われている。
ここでいう関・塞ともに、閉ざす・防ぐという意味を持ち、関所とは防御の拠点の役割をしていた。
しかし鎌倉時代以降の関所は、関銭というお金を払わなければ通ることができない所となり、集めたお金でお寺や神社を建設するといった、いわば経済的な施設に変わった。
【ちょっと休憩】
江戸時代に入ると、幕府は江戸を守るため、全国に関所を設置。
江戸時代初期には、豊臣方の残党などの脅威があり、関所は軍事的な拠点として機能していたが、やがて平和な時代となるにつれ、関所の役割も治安維持のための警察的機能へと移り変わっていった。
江戸時代260年間にわたって機能してきた関所も、幕府が倒れた後、明治2年にその役目を終え、廃止される。
もちろんここで身辺調査もされ、ルールを侵している人は御用となるわけで、牢屋なども設置されていて、それらが全て復元されているわけだ。
【芦の湖畔には海賊船】
実は1年前ほど、一度箱根関所を訪れているので、わざわざ入場券を購入せずに関所を通るだけに留めておいた。
関所を通るだけであれば、無料ってこと、ね。
関所の横には茶屋があり、そこで休憩がてら団子と甘酒で。
昔の人もこうやって休憩したのだろうか・・・。
【箱根関所の江戸門側】
どうしても箱根に来ると、ちょんまげ姿で着物にわらじ、そして団子にお茶・・・みたいなイメージになるのは時代劇の見すぎだろうか(苦)。
これだけいい施設なんだけど、どうしても設計上のことで納得のいかないのが、ひとつある。
江戸門側の関所の入口に大きな看板があるんだけど、このすぐ裏にトイレがあるんだよ。
【箱根関所の看板・・・だけど】
この看板をバックに記念写真を撮りたい観光客って結構多いんだけど、どうしてもトイレも一緒に写ってしまうわけで、これ・・・何とかならないのかなぁ。
そう思うのは僕だけではないと思うんだけどね~。
・・・
2009年1月13日の日記
今日は休み。
ってことで癒しの空間、温泉へ~♪
日中は穏やかで気持ちのいい天気。
でもやっぱり夜は寒い。
そういえばこの週末も早朝は涙がボロボロ出るほど、空気が冷たく、
「去年の今頃は通勤のときに必ずマスクをしていたなぁ。」
って・・・マスクが懐かしくなっていた。
去年はインフルエンザも蔓延していたし、人ごみでの埃を避けるために予防していたマスクも、いつの間にか寒さ対策で使用するようになったマスク。
今年は遅番中心の生活だし、日中はそんなに寒くはないし、マスクをつけるチャンスがない。
まぁ、予防のために何枚かはいつも鞄に入っているんだけどね。
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