久しぶりのご対面いとこ会・・・かぁ~

2009年12月24日

思い出ぽろり

 朝、一番遅く目覚めたのはだった。

 もうすでに他の人は部屋にいない。

 ちょっと焦るが、時計を見たらまだ7時にもなっていない。

 従兄とはいえ、みんな充分におぢさんだから朝が早いのか(苦笑)。

 今日は叔母の葬儀の日である。







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【葬儀前の時間】







 地方によっては儀式の方法もいろいろあるようで、ここでは、朝の9時から親族だけによるお葬式で、その後霊園(火葬場)に移動。

 遺骨になってから再び葬儀会場に戻ってきて13時から告別式となるのだ。

 ちょっと順番が違う気もするのだが・・・これも地域によるものだろう。

 しかも、斎場では一度もお線香をあげていない(これも今までのそれとは違う)。

 地域によってしきたりがいろいろ違うのもわかるが、時代によっても昔とはずいぶん変わっているのも感じられる。

 実はここの霊園には50代で亡くなったT叔父も眠っている。

 もともとT叔父は心臓が丈夫な人ではなかった。

 しばっち家の中で心臓が悪かった人はT叔父だけ(他の人は心臓に毛が生えているひとがほとんどかと思われる)。

 T叔父がまだ元気だった頃、僕が遊びに行くと必ずダウンするまで一緒にお酒を飲まされ、

「お前はまだまだひよっこだなぁ。」

って言うのが口癖だった。



 すると北海道から来た連中(親族の多くは北海道なもんで)は、

「T叔父に会いに行くべ~(北海道弁丸出し)。」

「んだ、んだ!(そうだ、そうだ)。」

と、大勢でT叔父の墓前に行くことに。



 っていうか、この人数で突然会いに行ったら、ゆっくり寝ているT叔父も驚いてしまうだろっ(爆)。

「ひっさしぶりだなぁ~。」

「ごめんね~、驚いた?」

「みんなで会いに来たよ~。」

 霊園に響くしばっち家の声。

 T叔父のお墓の周りはドンチャン騒ぎ

 僕も久しぶりに来たお墓。







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【T叔父の墓前で】







 みんなが引き上げてから、

「ご無沙汰してます。あれだけ大勢で来てビックリだね。」

と手を合わせてきた。



 T叔父のときもそうだったが、今回の叔母も穏やかな気候で、その上、青空が広がっている日。

“何だかあのとき(T叔父のとき)と似てるなぁ。”

 ふと遠い昔の思い出がよぎる。



 午後は告別式がしめやかに行われる。

 儀式終了後に、一組のご夫婦が僕のところに近寄ってきて、

「ご無沙汰してます。」

と声をかけてきた。

 H君ご夫妻だ。

「Hです。覚えてらっしゃいますか?」

「もちろん、入場されたときにすぐに気付きました。」

「家内です。」

と伴侶を紹介されたときに、

「はじめまして。」

と、下向き加減に僕。

「・・・、いやいや、初めてじゃないよ。ほら、昔一緒に麻雀したんだけど。」

「あははは、そういえば・・・。」

「今度、おやっさん(叔父)とまた麻雀したいものですね。」







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【こちらを向いているのは全て従兄(右端のみ従弟)】







 まだ、20代の頃は正月となれば、高校時代の部活仲間(従弟や彼らはサッカー部で活躍していた)が叔母の家に集まり、酒を飲んで、麻雀やボーリングに興じるのが恒例の行事

 僕とH君は従弟を通して親しくなった一人。

 しばし、若かりし頃の想いにふけながら、再会の約束をして別れることにしたのだが、このH君の仲人亡くなった叔母と叔父である。

 みんな叔母が大好きだった。



 全ての儀式を終え、一度叔母の家に戻り、数名の親族は仕事の都合もあり、この場で別れることになった。

 北海道江別市に住む従兄のK二も帰る時間だ。

 K二は僕の大好きな従兄の一人。

 小学生の頃は、夏休みになるとK二の家で過ごすことがしばしば。

 僕がまだ子供で、リュックサックを担いで一人で汽車に乗り、言われた駅で降りると迎えに来てくれたのもK二

 あの頃は全てが冒険だった。

 K二と僕は10歳の年の差があり、すでに大人と子供だったが、僕を引き連れて、いつも遊びに連れて行ってくれた。

 暑い日は海へ、忙しいときは近くの公園へ。

 お風呂に入るときも寝るときも必ずK二と一緒だったほど、可愛がってくれていた。

「Kちゃん、なかなか連絡できなくてゴメンね。」

 唯一ちゃん付けで呼ぶ年上の従兄である。

「今度、北海道で会おう。ところで・・・夕べ、俺の頭に冷たいタオルを乗せたのは誰だろう。」

「・・・。」







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【左からY叔父・K二(従兄)・E叔父・N行(従兄)】







 実はK二は前日から38℃代の高熱を出していたのだ。

「もしかして、お前か・・・。」

「あははは、ばれた?」

 今まで長い間会えなかった代償である。



「Kちゃん、元気でね。」

「来年、北海道に来い。北海道に来たら、俺のところに来い。」

「うん。」

 そのときの僕は10歳の小学生に戻っていた気がして、思わず涙が出そうになってしまった。







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at 23:53│Comments(0) 「冬」編 

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