ホテルでひと泳ぎ風呂場の空間嫌い

2010年01月13日

ウエルカム・パーティ

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ウエルカム・パーティ

(2006年1月オーストラリアパース野郎二人旅編)

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 友人Sは以前はギルフォードに住んでいたが、1年ほど前(2005年)にバインズに家を購入し、引っ越しをした。

 土地の広さなどは話には聞いていたが、実際に見るまでは想像できない。

 家に寄る前に、新しく出来つつある街エレンブロックに寄り、予約しておいたフィッシュ&チップスを受け取りに行った。

 久しぶりに手にするフィッシュ&チップス







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【この中にフィッシュ&チップス】







 昔、日本でコロッケを買うと新聞紙に包んでくれ、頬張って食べたが(いつの時代だ?)、そんな感覚がよみがえってくる。

 エレンブロックは新しい街ということで、まだまだ人が根付いていない。

 きれいな家が建ち並んでいるが、まだ街というにはちょっと淋しいところである。

 しかし真新しい住宅が並び、これから入ってくる入居者を受け入れる準備を進めているのだろう。







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【ちょっと興味のあるタイレストラン】







 フィッシュ&チップスを買った店の隣がこのタイレストランであるが、人々が賑わうのはいつのことだろう。


 友人Sの住む家は、職場から目と鼻の先にある。

 通勤には便利だが、シティに出かけるには車でも30分ぐらいかかってしまうのが難点だという。



 友人Sの庭部分になっている広大な敷地を見て、僕は開いた口がふさがらなかった(写真TOP)。

 奥さんのT子との再会も1年半振り・・・。

 久しぶりの再会の挨拶を交わして、周りを見渡すが息子のJ君がいない。

「今、おじいちゃんとおばあちゃんの家に行ってるの。犬も・・・ね。もう少ししたら帰ってくると思うよ。」

 週一回はの両親の家に一人で行っているらしい。

 J君もそんなに大きくなったんだっけ?








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【裏庭のレモンの樹】







 庭はまだまだ整備されていないが、隣の家が遠くに見える。

 どこまでが敷地?

 隣の家のそばまで・・・(笑い)

 えっ・・・(絶句)

 しかも、この庭には時折カンガルーもやってくるというのだから、まるで自然動物公園だね。



 庭を歩くといくつかのフルーツの木がある。

 その中の一つがまだ青いレモンの木

 ちゃんと写るかどうか心配だったけれど、形だけはわかるよね。







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【裏庭でパーティ準備】







 オーストラリアのホームパーティの定番は庭でBBQである。

 一家に一台はグリルがあって、そこでオージービーフやソーセージを焼く。

 僕があまり食べないのを知っているから、今回はフィッシュ&チップスとワインやビールで乾杯にした。



 T子がサラダなどを持ってきて軽く食事をしていると、車の音が聞こえてきた。

 のお父さんのJさんとお母さんのPさん、そして息子のJ君が戻ってきた。

 久しぶりに会うJ君は体も一回り大きくなり、赤ちゃんだった頃の面影がなくなっていた。

 幼かったJ君は勿論、一年半前の僕のことなど覚えていないので、ちょっと恥ずかしがり、なかなかそばに近寄ってきてくれなかった。

 前回の旅行のときには甚平アンパンマンの楽器(タンバリンなど3種)のお土産だったのだが、今回は時間がなくて、アンパンマンのでっかいボールと小さなボールをお土産に選んだ。







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【小さかった頃のJ君】







 さっそくそれを渡したら、ようやく喜んでくれて、少しずつ近づいてきてくれた。

 物で釣るのは卑怯だが、短い時間で仲良くなれるグッズでもあるのだ。

 J君がおじいちゃんとおばあちゃんの家で何をしたのかを一所懸命説明していると、3枚の絵を見せてくれた。



 そのうちの一枚がこの絵・・・(写真下)。

 カレンダーに絵の具でいっぱい描かれた絵。

 なんだかよくわからないけど、ね。







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【ビッグアーティストになるか】







 こうやっていろんなことに興味を示し始めるJ君なのである。

 去年の夏にはJさん(毎年、夏になると日本に1ヶ月ほど滞在する)は体調不良のために日本に来れなかったから、1年半ぶりの再会に花が咲き、パーティの時間はあっという間に過ぎてしまった。

 オーストラリアをひいき目に見ているわけではないが、人間は皆、同じ時間を与えられているにもかかわらず、ここでは時間がゆったりと流れるのは何故だろう。

 実はこのパーティの最中に、友人Sと明日の行動の打ち合わせをしていたのだが、どうも明日は最悪の天気になるらしい。

 夏なんだから、海辺に行ったり、島に行って泳いだり・・・と夢はいっぱいだったのだが、このめったにない最悪の天気の真っ只中にいるわけで、どうにもこうにも海などに行っても何にも出来ないだろう。

 そこで、奇岩石で有名なピナクルスのツアーに参加できるかどうか、の友人(旅行会社勤務)に聞いてみることにした。

 しばらくして、

「明日のツアーは朝に出発するものでは日本人のためのツアー(日本語での)はないんだけど、サンセットツアーであれば日本人用のツアーがあるんだって・・・、どうする?」

 別に外国人のツアーでもいいかなって思ったけれど、サンセットツアーであれば、夕陽に映える景色や星の下での奇岩を眺められるチャンスを想像しているうちに、そのサンセットツアーに参加することにした。

 それにしても天気が回復する確率は低いらしいので、夕陽や星空を眺めるなんてできないだろうと諦めてはいたが、心のどこかで一縷の望みを消さないでいることにした。

 夜も深まり、話は尽きなかったが、いつもの旅行通り(?)ほろ酔い気分になったところで、パーティはお開き。

 雨は降っていなかったが、いつもの夏の爽やかな夜・・・ではない

 なんとなく日本の重い空気に似た(湿気混じりの)ものをすでに感じられるような中、に車でホテルまで送ってもらい、ベッドに潜り込んだ。



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2010年1月13日の日記

 冷たい風、しかもかなり強い。

 歩きづらいね~。

 関東で強い北風が吹いていると、北国では大雪っていうことが多い。

 いや、北国だけではないらしい。

 ニュースでは九州・・・鹿児島でも雪が降っているとのこと。

 なかなか南国では積雪対策なんてないだろうから、滑って怪我をするような事故には気をつけてもらいたいね~。



 北海道石狩市に住む従兄のN行さんからメールが来た。

“今日の北海道は大荒れです。高速道路も通行止めです。”

と・・・。



 関東が寒い、なんて言ってられないなぁ・・・、こんなメールが届くと・・・。






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at 23:50│Comments(0) 「旅行(パース06年?)」編 

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