2010年01月21日
雨のカバシャム動物園
雨のカバシャム公園
(2006年1月オーストラリアパース野郎二人旅編)
さて、これから動物園に行き、ツアー客と落ち合うのであるが、このツアーはパース市内のホテルでツアー客をピックアップし、カバシャム動物園でコアラやカンガルーを見て、それからピナクルスに出かけるものである。
僕らが宿泊しているホテルはパース市内からは離れていて、むしろカバシャム動物園の方がはるかに近い。
そのため、動物園の入り口でピックアップしてくれる方がはるかに楽なのである。
また、本来は帰りにピナクルスから直接市内に帰るものだったのだが、僕らの宿泊しているホテルを経由するので(市内からはほど遠い)多少時間に差が出てくる(ツアー客の皆さん、ごめんなさぁぁい)。
昼休みを利用して友人Sがカバシャム動物園まで送ってくれることになっていたので、ディパックにカメラとタオル(雨対策)を入れ、ホテルを出ることにした。
雨降る中を車はホワイトマンパークに入っていく。
その一角にカバシャム動物園がある。
駐車場には車が一台も停まっていない。
雨は無情にも降り続く。
傘を差さずに車から飛び降りて、入り口の屋根のあるところへと走る。
「まだ、来てないね。」
いつもならたとえシーズンオフでも観光客がいるのだが、さすがに雨の日は敬遠しているのか・・・。
静まりかえっている。
【雨のエントランス】
すると、動物園のスタッフが僕らに沸かしたてのコーヒーを持ってきてくれた。
こういうところがフレンドリーなのだ(日本じゃ考えられない)。
冷たい雨だったので、コーヒーが胃袋を暖めてくれる(どんな天気か想像がつくでしょ?)。
そこに館長もやってきて、寒いので管内に入っていたらどうですか?と声をかけてくれた。
「以前、日本のテレビ番組に出ていた方ですね。」
と訊ねると、軽く相づちを打ち、従業員の一人が、
「彼は有名人ですからね。」
と小さく笑った。
彼はつい最近のTV番組『世界ふしぎ発見』でインタビューを受けていた人である。
紙コップのコーヒーが半分にならないうちに、一台のワンボックスカーが駐車場に停まるのが見えた。
しばらくすると30代と思われる日本人男性が降り、その後に数人のツアー客が続いて降りてきた。
30代の男性はこのサンセットツアーのガイド(兼ドライバー)で、年齢のわりには若い顔をしていた。
他にツアー客が6人いて僕よりは年上の人たちであり、僕らを入れると総勢9人となる。
以前、グアムに行ったときにちょっとしたツアーに参加したことがあるが、そのときはホテルから海までの移動だけが一緒で、海辺では全く別行動(ランチのときだけ一緒)のツアーだったので気を使わずに済んだが、今回はほとんどが一緒である。
こういうツアーは僕にとっては初めてであり、車内で気を使う心配が膨れ上がってきていた。
2010年1月21日の日記
結局、今日も日中は結構暖かく(天気予報では寒くなるようなことを言っていたので、しっかり着こんで仕事にでかけたのだが)、汗ばむほどだった。
しか~し、帰宅途中は北風が強く、また冬に逆戻りかな(という不安)。
実は昨日、本社のN氏から職場のH氏(部署は別)が急遽入院するってことで連絡が入った。
体調がかなり悪いっていうのは本人から聞いていた。
「無理しないでくださいよ。」
と言って別れた翌日のことだった。
あまりにも突然だったので、本人とは連絡が取れていないが、とりあえず病院名などを教えてくれとメールを送ってある。
すぐには返事が来ないだろうが、落ち着いたらお見舞いに行かなきゃなぁ。
さらに、先月亡くなった叔母の息子(僕にとっては1歳年上の従兄にあたる)から電話が入り、
「親父が入院した。」
と・・・。
「えええええ~。」
この間、手紙をもらったばかりなのに・・・。
多分、叔母が亡くなってからの1ヶ月間もかなり忙しくしていたのは事実である。
もちろん、その前後には多くの親戚が出入りし、そのたびに気を遣っていただろう。
見た目は若く見えても実年齢は充分高齢なわけで・・・。
病名は聞いている。
最低2カ月は入院が必要だろうってことも・・・。
もちろんこの病状を知っているのは、今現在、僕を含めて数人だけ。
今すぐに命にかかわるかどうか・・・、まだ詳しいことはわからないが、心配が重なる日々である。
叔父にはまだまだ長生きしてもらわなきゃ。
亡くなった叔母に約束してあるんだから・・・。
従兄のY志には、
「僕にできることは何でもするから。」
とは伝えてあるが・・・。
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