第四章~お見舞い第四章~鰊御殿(其の二)

2010年07月22日

第四章~鰊御殿(其の一)







第四章~鰊御殿(其の一)

(2010年6月北海道にて、いとこ会+プチ観光編)



 病院を出るときに、Sちゃん(従兄)から、

「せっかく来たんだから、Y志と2人で水族館でも行ってくれば?」

とアドバイス。

 ふむ、水族館かぁ~(と心の中でつぶやく)。



 オヂサン2人(笑)で水族館っていうのもどうだろう?

 小樽水族館は子供の頃にもよく行ったことがある。

 高校3年生の夏には、水族館の屋上でアルバイトもしていたことがある。

 僕にとっては懐かしい場所。

 もちろんY志もそれほど興味がないようだ。

 それならば・・・と。






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 足を運んだのが、観光名所のひとつである鰊御殿(にしんごてん)。

 ところが、鰊御殿に着く頃に雨が・・・。

 駐車場で車から降りる頃には本降りになって、傘を持って移動(わずか2~3分だけどね)。



 実は僕もこの鰊御殿というのは初めての場所。

 観光気分!

 若い頃には全く興味のなかった場所だが・・・。






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 この歳になると、こういう場所に興味を持ってしまうんだよね・・・、どちらかというと。

 鰊御殿の中に入ると、遠い昔にタイムスリップしたような錯覚に陥る。

 太い柱、畳、ぎしぎし鳴る板の間、急な階段。

 鰊御殿と呼ばれるのは、第二次世界大戦前に北海道の日本海沿岸で隆盛を極めたニシン漁で財を成した網元達が、競って造った木造建造物で、大きな番屋のようなものである。



 僕の実家のそばにもいくつか番屋はあった。

 子供の頃は、大人がそこで捕った魚を網から外したり、魚を振り分けしたりしているのをよく見ていたものだ。

 番屋の中は僕らにとっては秘密の隠れ家だったり(ちっとも秘密ではないが)、かくれんぼなどで遊ぶ室内遊技場のようなものだった(笑)。






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 この鰊御殿の半分は網元の家部分であり、ニシン漁の時期にはここで寝泊りをしていたらしい。

 残りの半分が作業場だったり、労働者が寝泊まりする部屋だったりする。

 ってことは網元って凄い権力を持っていたってことだよね。






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 漁業で必要とされていた道具だが、僕も見たことがないものばかり。

 もしかしたら、近所の番屋にもこういう道具はワンサカとあったのかもしれない。

 奥に並んでいる箱のようなものは、モッコと呼ばれるもので、これは僕も目にしたことがある。

 よくオバサンたちが背負っていた。

 このモッコに魚を入れて移動していた。






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 ところで、この鰊御殿って、昔からこの場所にあったものではない。

 積丹(しゃこたん)半島をはさんで小樽とは反対側にある泊村(とまりむら)という地域に建てられた番屋を、この場所に復元したものだという。



 さてさて、この鰊御殿の玄関には小さなお土産スペースもあり、ここでついつい魅力的な(?)お土産を手にした。

 一気に紹介するわけにもいかないので、今日は・・・。






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 みがき鰊!

 はずかしい話だが、みがき鰊って、ニシンを干してそれを磨くからその名がついたと思っていた(これって僕だけ?)。

 鰊御殿で働くスタッフから聞いて納得したのだが、このみがき鰊って、

 身欠き鰊

 って書くんだよね。

 つまり、ニシンのエラ部分から指を入れて、内臓を取り出すことからそう呼ばれたってこと。

 このまま(堅い)食べてもいいが、一晩水につけて調理することもできる。

 どんな料理にするかって?






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 それが、これ!

 身欠き鰊を柔らかくしたら、山菜などを入れてじっくり煮込む料理。

 これも子供の頃によく食べた記憶がある。

 わざわざ身欠き鰊を買わなくても、これがあれば昔の味が味わえるのである。






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 もちろん、こうやっていただきましたぁ~。

 あ~、この小樽炊きと名前のついた鰊の煮物、もっとたくさん買ってくればよかったなぁ~(おいしすぎです)。






2010年7月22日の日記

 やっぱり雨が降ってきたか。

 さっき、帰宅途中に空を見上げたら怪しい雲が・・・。

 しかも遠くでは稲光(西側かな、・・・だとすると多摩方面?)がチカチカと見えていたのも気のせいではない。

 日中は相変わらずの猛暑。

 冗談抜きでめまいがするほど。

 13連勤も今日で10日目。

 明日はゆっくり出勤できるが、また週末。

 もうすぐ休日(とは言ってもたった一日だけどね)。

 グッと我慢して、頑張るとするか。







shibacchi0821 at 23:55│Comments(3)TrackBack(0) 「旅行(北海道)」編 

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この記事へのコメント

1. Posted by 北さん   2010年07月23日 12:05
北三陸では鉄道が未開通の昭和の頃は北海へは海岸から舟を漕ぎ沖に停まっている大きな船に乗り込み行ったそうです。

これは、その昔、北海道の鰊場で働いた方の話です。

当地方からは色々なかたちで北海道で働いている方々が、今も昔も結構います。

鰊御殿を見ると、知らないまでも、懐かしく見えます。

北三陸の居残り白鳥も、猛暑のなかで、北国のことを偲んでいることでしょう。

尚、先日のグッドアイデアは最高です。白鳥もガッハッハと喜ぶことでしょう。\(^o^)/
2. Posted by しゅんち→北さん   2010年07月23日 23:55
 どもども~。

 三陸からも多くの移住者がいたんでしょうね。
 僕の祖父も東北の人間だと聞いています。

 親の世代からその当時の話もよく聞かされました。
 今のように物が豊かな時代ではなかったでしょうし、交通の便も不便だったのに、その当時の人々は生きることに貪欲だったのでしょうね。

 今はある意味、命を粗末にする時代だったりして、ご先祖様が怒りますよ、ね。
 もっと生きることを真剣に考えてもらいたいものですね。

 北三陸の白鳥さんだって、生きてるんですからね(と、ついつい白鳥をダシにしてしまう悪い癖)。

 また見かけたら写真UP、よろしくね~。

 ではでは~。
3. Posted by 元・どさんこ   2010年11月13日 07:07
千春寿司は
札幌にもありますよ
札幌が本家本元だったはずです
小樽は支店
寿司オーナーが千春の同級生で
札幌にコンサートなどで千春が帰ると
必ず札幌駅前の道通ビルの地下の千春寿司に
寄るって、昔ですけど聞きました
千春が来ちゃうと、シャッター閉めて
貸し切りにしちゃうそうです

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