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2010年10月28日

パースに戻ってくることを夢見て







パースに戻ってくることを夢見て

(2006年1月オーストラリアパース野郎二人旅編)



 2006年1月に行ったパース旅行記も今日でおしまいとなる。

 今回の旅行記を書き始めたのは、今からちょうど1年前。

 2009年10月6日からであるから、よくもまぁ、長々と書き綴ってきたものだと、我ながら脱帽。

 もちろん、途中、国内の出来事などを書いているのだが、それにしてもその旅行記の完結が今日になるなんて想像していなかった。

 あ、僕は文学部出身でもないし、作文が得意な人間でもないから、自由気ままに書かせてもらっているだけなのだが。

 意味のわからない文章も多々あったと思っている。

 そこはお許しいただきたい(ぺこり)。



 そんな旅行記の終わりは、パース国際空港の出発ゲートを通り抜け、日本に向けて飛び立とうとしている飛行機を目の前にしながら、ある種、放心状態になっている二人の会話から。

「いやぁ、お疲れ様でした。」

「あ、あんまり天気が良くなくて満足できなかったでしょう?」

「こればかりは、ね。」

 そう。今回の旅行は夏にしては珍しく天候に恵まれず、思ったようなことができないことが多かった。

 自然相手だから仕方がない。

 この年はパースだけが異常気象だったわけではなく、実は日本も異常気象に悩まされていた。



 ロビーで待っている人々の多くは日本人ではない。

 これだけ多くの外国人が日本に来るのか。

 この暖かい国の人々がこれから寒い日本に来て何をするのだろう?

 仕事?

 旅行?

 そんなことを考えているうちに、機内搭乗の放送が流れる。



 この時点では近い将来、再びパースに来るなんて予想だにしていなかったので、いつものようにパースを離れる寂しさが募ってきた。

 機内は思った以上に人がごった返している。

 そのためか、出発時刻になってもまかなかスタートせず、予定時間をオーバーしてからの離陸となった。






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 水平飛行になり、しばらくすると機内食が出てくる。

 国内線のような短いフライトだと、こういう楽しみはない。

 特においしいというわけではないが、それでもこの雰囲気(海外旅行に出かけているという)がワクワクさせるものだ。

 僕はもともと飛行機嫌いだから、できるだけ多くのアルコールを飲み、できるだけ早めに寝ることを心がけている。

 やはり、どうしてもあの日航ジャンボの墜落事故が脳裏をかすめるわけだ(あの事故の翌日に飛行機に乗った)。

 遠い昔の話だ。



 青い空を想像してやって来たパース

 旅行初日から2~3日は青空だったが、その後はなかなか天候に恵まれなかった。






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 これはスワンバレーのワイナリー。

 ブドウ畑の広がる広大な丘。

 とにかく空が広い。






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 サンセットツアーで出かけたピナクルス

 本来ならこの砂漠に沈む夕焼けを眺めながら、奇岩の周りを探索するはずだったのだが、冷たい強風と雨に悩まされた。






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 意を決して出かけたロットネスト島ピンキービーチ

 1月に真っ黒に日焼けして、職場の仲間に自慢してやろう、なんて企んでいたのだが、この日も雲の多い一日。

 事あるごとに異常気象は僕らを襲い、結局青空だったのはパース近郊にいたときだけとなってしまった。

 それでも僕にとっては満足できたことは多い。






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 早朝というには早すぎる時間にキャビンアテンダントに肩を叩かれ、目が覚める。

 さっき食べたばかりの夕食。

 そして今度は朝食(汗)。

 プレート右にあるのは、フレンチトーストだが・・・。

 僕だけ特別にハート型・・・かどうかはわからないが(勝手に解釈している)。






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 飛行機は無事、成田国際空港に降り、僕らの旅は終わる。

 もちろんここは冬の日本。

 冬の東京は寒さこそあるが、青空のはず・・・というか、そう機内でも言ってたはずなのに、ここでも曇り空。

 本当にこの年はどこでも異常気象だった。



 僕にとってのパースは人生を大きく変えた所だといっても過言ではない。

 それだけにパースの思いは今でも強く、チャンスがあるなら再び渡豪したいという気持ちは根強く残っている。

 そんな思いもあってか、2007年にも再び渡豪することになるのだが、この時点ではもちろん何も計画されていなかったわけで(過去のブログですでに投稿済み)。



 2006年のパース旅行はここで幕を閉じるが、また近いうちに残っている過去のパース旅行記を紐解いていこうと思っているので、それまでしばらくお待ちくださいね~。





2010年10月28日の日記

 出勤途中の新宿駅そばにある気温表示はわずかに9度。

 一桁~。

 日中だというのに、だ。

 つい2か月前には35度を差していたのに。

 その上、雨。

 冷たい雨で嫌になる。

 中にはコートを着ている人もいるし、首にマフラーを巻いているサラリーマンも。

 こんな日の夜は鍋料理だよね~。

 と、思い、帰宅途中にスーパーに立ち寄って、

「白菜、白菜・・・。」

と野菜コーナーを探す。

 と、と、ところが・・・、

 白菜、完売されている。

 いつも白菜なんて売れ残っているのに~。

 考えること、みんな一緒だね。

 で、仕方なく鍋用の野菜セットを買って帰ることに~。






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 こ、こ、こんなに作ったら、毎日鍋をつつくことになる。

 まぁ、明日も寒そうだしね。

 で、今日は初のカレー鍋。

 去年かなりブームだったので、食べよう、食べようと思っているうちに暑い夏になり(笑)、ようやく今年実現したんだけど・・・。

 でも、冷凍庫に豚肉がない。

 カレー鍋には豚肉がいいかなぁって思っただけで・・・。

 結局、肉団子で(笑)。






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 今年、初の鍋料理~。

 きっと、そういうご家庭が多かったんじゃないかな。

 今年の冬も鍋料理にはお世話になりそうだ。







shibacchi0821 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0) 「旅行(パース06年?)」編 | 「食物」編

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