談笑多田武彦の楽曲に出会う(回想)

2011年02月25日

運河倉庫で夕食を







運河倉庫で夕食を

(2011年2月7日~9日 冬の北海道、写真で綴る一人旅)



 ケアハウスの玄関を出ると外はすっかり日が落ち、更に寒さが増しているような気がした。

 北海道の冬は生易しいものではないってことだ。

 あらかじめ電話で呼んでおいたタクシーが到着し、わざわざ玄関まで見送りに来てくれた母に、

「また明日。」

と別れを告げる。



 タクシーの中では従姉のR子ちゃんとどこに行こうか、何を食べようか、と話をしていたが、

「僕は魚とビールがあればどこでもいいけど。」

「私は毎日魚ばかり食べてるよ。お寿司にする?」

「う~ん。」

となかなか決まらずにいたので、タクシーの運転手に尋ねてみると、やっぱり運河倉庫がお勧めって・・・。

 これには僕も心の中で苦笑。

 なぜなら去年の6月に行ったのも運河倉庫だったのだから。






110225-01otaru

【炙り焼きの運河倉庫】






 運河倉庫は写真などで見る小樽運河に面した場所にある古い倉庫を利用して造られた居酒屋で、入口に面している道路は夜になるとそれほど人通りが多い場所ではない。

 昔はもっと錆びれた場所だったのだが、小樽運河の復活と共に古い倉庫を利用してレストランや居酒屋、お寿司屋、ラーメン屋などの店舗を入れ、活性化されていった。






110225-02otaru

【ツララが北国を感じさせる】






 これらの倉庫は昔どんな用途で使われていたのかはわからない。

 小樽港に着いた積荷を補完するためなのか、漁業に利用したものなのかは定かではないが、天井がかなり高く、店内に入ってみるとさらに大きさが増すように感じられる。






110225-03otaru

【大きなツララも】






 広い空間に並ぶテーブル席の数も結構多いのだが、偶然にも去年座った場所と同じところに案内される。

 これにも笑えたが・・・。

 渇いた喉を潤すために僕はビールを、R子ちゃんは寒いからと言って暖かいお茶を・・・。






110225-04otaru

【かんぱ~い!】






 しばらく、最近の母の様子などを語ってくれたR子ちゃん

 ようやく落ち着いて生活をしているようだ、ということ。

 ちょっと耳が遠くなってきているけど、それ以外は大きな病気もしてないことなど穏やかに生活している母の様子が伺える。

 徐々に話はR子ちゃんの家族や親戚関係に・・・。

 今まで知らなかった多くのことが明らかに(ちとオーバーかな)。

 R子ちゃんには息子が2人いて、長男のH行は東京都八王子市、次男のK司は千葉県の八千代市に住み、働いている。

 僕の記憶も彼らが小学生の低学年だった頃までで、中学や高校時代の彼らを知らない。

 僕自身、その頃にはすでに上京していたこともあり、疎遠になっていったのだと思う。



「みんな小樽を出ていってしまうんだよね。」

と胸に刺さる言葉。

 僕はR子ちゃんの息子たちはてっきり小樽札幌に住んでいるものと思っていたんだけど、そうではないことを知り、ちょっと拍子抜け。

「チャンスがあれば、向こう(関東)で会えるってことだね~。」






110225-05otaru

【北海道に来たらホッケを食べなきゃ(笑)】






 R子ちゃんはお酒を飲めないので酒の肴よりもご飯が食べたいと言って海鮮丼を。

 僕はあまり量を必要としないので、こういったおつまみ系で。






110225-06otaru

【ざんぎと唐揚げって何が違うのかな?】






 北海道では唐揚げざんぎというものを別に呼ぶことが多く、ちょっと味付けが違うだけのような気もするのだが(笑)、ざんぎってニンニク醤油が効いていて、僕は大好きなもののひとつである。

 これって地域によっても呼び名が違うようだ。

 一般的には竜田揚げと呼ばれるものだと思うが、最近、職場のW君長野県に行ったときに食べたと言っていた山賊焼きもその部類だと思う。






110225-07otaru

【サーモンの刺身】






 北海道で食べるサーモンは本当においしい。

 カニやエビもおいしいけど、僕はこれでも充分満足(お安い人間ってことかな)。

 幾つかの料理をつまみながら、あっという間に時間が過ぎていく。



 R子ちゃんとは去年のいとこ会でも会っているのだが、そのときには挨拶とわずかな会話をした程度で、今回のようにゆっくり話をしたのはかなり久しい。

「今年のいとこ会にも顔を出してよ。」

「できるだけそうするよ。」

「今日はこれからどうするの?」

「ん、まだ時間があるからちょっと雪あかりの路でも眺めてこようかなって思っている。」

 などと話をして、お開きに。






110225-08otaru

【雪の小樽もいいかもしれない】






「明日は(ケアハウスには)行けないけど、ゆっくり親孝行してあげてきて。」

 R子ちゃんとはあらかじめ呼んでおいたタクシーに乗ってもらい、手を振りながらお店の前で別れることにした。



 この日の小樽の天候は時折風が強く吹きながら雪が降ったり止んだりと忙しい。

 気温だけは充分氷点下のようだ。

 運河倉庫の出口とは反対側が小樽運河になっている。

 首にかけていたマフラーを更にきつく巻き、少しでも寒さを防ぎながら、僕はその足で小樽運河の方向に足を運ぶことにした。







shibacchi0821 at 23:51│Comments(0)TrackBack(0) 「旅行(北海道11年02月)」編 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
談笑多田武彦の楽曲に出会う(回想)