2011年03月20日
雪だるまの住む町
雪だるまの住む町
(2011年2月7日~9日 冬の北海道、写真で綴る一人旅)
日中の寿司屋通りはさすがに人通りは少ない。夜になるとほろ酔い気分の人たちが暖簾をくぐっている姿を目にするのかもしれないが。
運河に通じる川の横を歩いていると何やら怪しい物体が見えた(笑)。
【雪だるま?それとも・・・】
大人の身長ほどの大きさの雪だるま。
あ、ちっとも怪しい物体じゃない・・・ね。
あまりにも立派な作品でびっくり。
こんな大きな雪だるまが居座っていれば、誰でも立ち止まってしまう。
【やっぱりアンパンマンかな】
こんな大きな鼻をつけたら、やっぱり普通の雪だるまじゃないね。
どこから見てもアンパンマンだ。
それにしても体重何キロのアンパンマンだろう。
そして、その斜向かいにあるのが、ちょっと気になるショップ。
【0785】
数字だけの名前のショップ。
アクセサリー専門のお店のようだ。
しかもアイヌをイメージした・・・。
中に入ることはなかったが、外から覗くと結構楽しいものが飾られていた。
【マフラーがかわいい】
寿司屋通りを運河の方面に向かって歩いていくと、堺町という地域になるが、そこにあるのが小樽浪漫館。
この建物は新しく見えるが、北海道の経済がまだ小樽を中心として動いていた時代の歴史的建造物として残され、活用されている。
ここは1900年代初期に銀行だったようだが、今は何になってるのか・・・中を覗かなかったのでわからないのだが。
【小樽浪漫館】
手前の通りが寿司屋通り。
交差点を直進すると小樽運河に通じ、交差点を右折すると堺町通りと呼ばれる通りになるのだが、人の流れは右に向かっているように見える。
僕は小樽に住んでいながら、堺町通りという通りを歩いた記憶がない。
ちょっと駅からも離れていたし、正直言ってその通りの存在さえ知らなかった。
その交差点にある小樽浪漫館の前にドド~ンと大きな雪だるまが並んでいるのを見つけ、ちょっとそばまで行ってみることにした。
【雪だるまがお出迎え】
うわ~、かなり立派な雪だるまだ。
思わず雪だるまに見とれ、写真を写す。
さっきまで強く降っていた雪もちょっと小降りになって、青空が見える。
交差点にも何体も雪だるまが並んでいる。
【大きすぎる】
昔は通りに雪だるまなどがあったら邪魔者扱いにされていたことだろう。
ところが小樽の町のあらゆるところに雪だるまが並んでいるのを見て、無造作に飾られたきらびやかなものよりも目に優しい気がする。
雪国ならではだ。
【まるで雪だるまの住む町】
多くの場所で子供が作ったものとは思えない雪だるまがあるのを見て、今、観光の町として雪だるまをアピールしているのかもしれない。
小樽の人口は減少しつつあるが、冬になると雪だるまが人口を上回ってしまうのも遠い未来のことではないかもしれないな(笑)。