さらば小樽札幌を歩く

2011年04月16日

まだまだ続く余震







 今日も日中に地震。

 最近は身体に感じる地震が少なくなりつつあるのかもしれないが、まだまだ地震は続いている。

 しかも今日の地震の震源地は栃木県南部。

 関東平野北西縁と呼ばれる活断層だろうか。

 でもこれは群馬県か・・・。



 僕は地質学者でもないし、地学を得意としているわけではないから専門的なことはわからないが、今回の東日本大地震は太平洋プレートが日本側に押し込まれ、その上に乗っている北米プレートが耐えきれずに跳ね返ったことで大津波が発生したという。

 当然北米プレートはその反動で太平洋側にずれ込むわけだから、日本列島は一緒に太平洋側に移動する。

 それに耐えきれずに地盤の弱い部分に亀裂が生じるところが活断層と呼ばれていて、最近の地震は東北を震源とするもの以外にも千葉県や長野県、静岡県辺りにも影響しているような気がしてならない。



 僕は三半規管が弱いわけではないが、毎日地震酔いに悩まされている。

 椅子に座っていると揺れているように感じることが多く、ついテレビのテロップが流れるのではないか、携帯電話の警報が鳴るのではないか・・・と怯える毎日。

 こういったことが早くなくなることも含め、そろそろ終息を向かえてほしいものだ。



 新聞や雑誌を見ていると震災から1ヶ月以上たった今でもなかなか復旧に目途が立たない記事を目にする。

 それは津波の爪痕ももちろんだし、福島原発の問題もそうだろう。

 被災地にいる方の多くは国に期待したくても、動いてくれない国の組織にイライラしているのではないだろうか。



 テレビでは被災地の人々の頑張っている姿が映像として流れてくる。

 でもそれは陽の部分であって、多くの人は未だに陰の部分を這いずりまわっているはずだ。

 身内が亡くなっただけでも悲しみから抜け出せないだろうし、行方不明になっていれば、現実として受け止められない。

 それでも時間は過ぎていく。

 一人でも多くの人たちが早く悲しみから立ち直ってもらいたい。



 被災地まで足を運ぶことのできない僕だが、やっぱり今応援できることをコツコツやるしかない。







shibacchi0821 at 23:53│Comments(2)TrackBack(0) 「生活」編 

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この記事へのコメント

1. Posted by Yoko   2011年04月18日 18:30
こんにちは
雨が降り出してきました。先ほどこちら関西エリアを震源とする地震がありました。なんだかここのところ内陸部を震源とする地震も起きており,あの大地震の余震だけでなく日本中あちこちに歪みが出来ているように思います。東北関東で震度5〜6の余震があると、遠く離れている我が家でも天井から下がっている電灯がわずかに揺れてきます。なんだか体も揺れている感じがします。しばっちさんが地震酔いされているのも分かります。東京埼玉は毎日ですものね。長時間船や飛行機に乗った後、椅子に座っている時にも同じようになりますね。
おっしゃる通り、一ヶ月以上たった今、被災地の復旧状況や、原発問題の進展のあまりのめどの立たなさを見るにつけ,国に対する苛立ちが益々つのってきます。地震前の政府の状況をこの天災でうっかり忘れていましたが、国民は今の政権に真の政治力を期待出来ないようになっていましたよね?そこにもってこの日本を震撼させる状況!政府にもう何も頼れない気がします。
決して反民主党派でも大の自民党支持派でもありませんが、長引く不況や活気のない最近の日本にちょっとでもいい方向への風穴が開くかと政権が交代したとき期待してしまったあの時から今回のこの日本の現状の予兆が始まっていたのではと思えてなりません。期待した私が間違っていたのでしょうか?
2. Posted by しばっち→Yokoさん   2011年04月19日 02:16
 どもども~。

 深夜に登場(笑)です。
 関西でも地震ですか?
 いったいどうなっているんでしょうね。
 やっぱり日本列島はあの大地震以来歪んできているのかもしれませんね。

 日本国民の多くは政権交代によって多くの期待を持っていたと思います。
 ただTVや雑誌で見る通り、ばらまき政策で人気を維持しようとしている民主党をやっぱり好きにはなれない自分がいます。

 地震大国の日本が少しでも安全に生活できるようにするために、どうしたらいいのか。
 原発だって想定外だからこそ、これだけの大事故になったわけで、今後、原発をどうしたらいいのかをしっかり考えていかなければならないでしょう。

 未来を担ってくれるのは今を生きる子供たちかもしれません。
 でも今生きている子供たちは、これから何年も放射能という悪魔と隣り合わせで生きていかなければならないのです。

 口先では「子供たちのために」と言いながら、今子供たち(だけではありませんが)に恐怖を与えているのも国ではないでしょうか。

 そのうち、みんな日本から出ていってしまうかもしれませんね。

 僕自身、今でも地震が来るたびにパニックになりそうなのを押さえながら生活してます。
 ただ、最悪のときを考え、最低限の行動が取れるよう準備だけはしているつもりです。

 お互いに気をつけていきましょうね。

 ではでは~。

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