「旅行(パース04年?)」編
2008年10月26日
パースに宝物を残して
パースに宝物を残して
(パースの宝物2004年6月)
空港の2階にあるカフェレストランでコーヒーを飲みながら、この旅行での楽しかった出来事やパースの街の最近の変化についてJさんと話をしていた。
特にキングスパークから眺めたときに高層ビルの手前に横に長く伸びている建造物が出来ているのに気づき、それはまだ工事途中だったように思ったので聞いてみると、長さにして1km以上あるショッピングモールではないかということだった(実際にはコンベンションホールだったのだが)。
また、パースも都市化が進み、いよいよ地下鉄も登場するということらしい。
パース駅から出ている電車は全部で4本ある。
【PERTHよ、さらば】
過去の旅行も含めて、一番多く使った電車はフリーマントル線であるが、これはパースから南西に向かっている。
ほぼスワン川と並行して走っているが、スワン川が見えることはほとんどない。
この電車に乗れば、コテスロビーチやレイトンビーチ、フリーマントル(終点)などに行くことができる。
次に利用回数が多いのは北東に伸びるミッドランド線で、友人Sの住んでいるギルフォードやJさんの住んでいるミッドランド、ワインで走り回ったスワンバレーなどがある。
他にも過去にほとんど使ったことのない北西に延びるカランバイン線や南東に伸びるアーマデール線がある。
しかし乗車回数こそ少ないが、乗って気づいたのは電車を利用する人が決して多くはないということである。
若者たちは自転車を交通手段にしている人も多い。
電車に自転車を乗せることのできるパースのシステムは日本の都会では考えられないことである。
しかし、パースの人口も徐々に増えてくれば、他の路線も必要になるし、それが地下鉄へと発展していくのであろう。
そして、もし8回目の渡豪があったとすれば、その時はまた新しいパースに出会えるのだろう。
【機内食(夕食)】
ボクは最後にもう一度、空港の外に出て、パースの空気をゆっくりと吸い込んだ。
外灯が駐車場を照らしているだけで、遠くの景色は見えない。
車の音や人のざわめきもほとんどないパースの空港周辺を360度見渡し、ありがとうと心の中で呟いた。
Jさんの待っているカフェレストランに戻り、手荷物を持って出発ゲートに進んだ。
この旅行中にお世話になったことを伝え、日本語で、
「ありがとう。」
と言うと、Jさんは、
「いえいえ。」
と日本語で言いながら、笑っていた。
ボクは小さく手を振りながら、出発ゲートに入っていった。
場内にアナウンスが響く。
ロビーで座っていた成田行きのお客さんがいっせいに立ち上がる。
ボクはそれでもまだ飛行機に乗らずに、ロビーの大きなガラス窓の脇に立ち、パースの暗くなった景色を目を懲らして眺めていた。
少しでも長くパースの地に足をつけていたかったからだ。
ほとんどの乗客が搭乗し、ボクは最後に飛行機に乗り込んだ。
飛行機に乗り、席に座り大きく溜息をついた。
今度はいつ、ここに来れるのだろう。
先の見えない未来。
もう2度と来れないかもしれないし、またチャンスが訪れるかもしれない。
もし、10年後の未来にここに来れたとしたら、今回の出来事をどう感じながら空港に降り立つのだろう。
とうとう、飛行機が加速しだした。
まもなくすると飛行機の揺れが小さくなり、スーッと身体が宙に浮かぶのを感じた。
窓から外を眺めるとまだ空港のライトが横に流れていく。
加速して、ふわっと宙に浮いた感触があり、ずっと窓に額をつけて外の景色を見ていた。
あっという間に空港は視界から離れ、気づくとパースの道が下界に広がり、車が走っているのが見えた。
街の外灯がオレンジ色に輝いている。
機体が斜めになり、大きく旋回を始めるとパースの灯り全体が宝石のようにちりばめられ、胸が締めつけられる思いになった。
そして、その灯りが遙か後方に見えなくなるまで、身体を乗り出しながら見つめ、僕はこの10日間の出来事を振り返っていた。
どの場所も、どのシーンも僕にとっては忘れることのできないことで、本当にすばらしい想い出になったものばかりである。
それ以上の言葉はやっぱり見つからない。
全ての想い出がそのまま頭の中に残っている。
今までこんな旅行をしたことがあるだろうか。
わずか10日間の旅行であったが、とても内容の濃い旅行だったことは言うまでもない。
本当に僕はこのパースが、この西オーストラリアが好きなんだということもあらためて感じたことだった。
水平飛行になり、しばらくすると夕食が運ばれてきた。
外は暗闇の世界だ。
遅い機内食を口にしながらも、カメラで写したシーンをずっと覗いていた。
今ここで目を閉じ、明日目が覚めたときには、まもなく日本に到着するのだ・・・と思っているうちに、僕は気だるさを感じ、浅い眠りについた。
【機内食(朝食)】
地球のほんの片隅で起きた、新しい出会いや再会、別離などなどの出来事。
笑ったり、驚いたり、感動したり、そして涙した瞬間のこと。
目の前で起きたいろいろな出来事は自分だけの宝物であり、誇りでもある。
この旅行でもらった数多くの想い出はきっといつまでも忘れることができないことだろう。
【カンタス社の機体(成田にて)】
・・・
2008年10月26日の日記
パースの宝物も今日でひとまず終了である。
今年の4月17日から2004年のパース旅行記(7度目の渡豪)を整理し、書き始めたのだが、その間、約6ヶ月。
途中で何度も挫折しそうにもなり、何度もフェードアウトしてしまおうかと考えていたが、なんとか辿り着くことができ、ほっとしている。
2008年までに9回渡豪しているのだが、最も印象に残った旅行のひとつだということだけで、完結まで至ったのだと思う。
もちろん、パースという街に馴染みのない方、オーストラリアは勿論だが、旅行全般に興味のない方には面白くも何ともない旅行記だっただろう。
僕も多くの国を廻ってきたわけではないから、他国とは比べられないのだが、少なくてもこの国の、この街の人々の心の大らかさや生活に対する思い、自然に対する思い、目で見る感動は人生を大きく左右する影響を与えてくれた。
だから少しでも多くの人にパースを知ってもらいたかったし、チャンスがあればパースに興味を持ってもらえる材料になったら、と思って書き綴ってみることにした。
しかし、いつからか・・・、他人にパースのすばらしさを押し付けるのではなく、あくまでも自己満足でいいじゃないかって思い直したら、気軽に書き続けられるようになっていったのも事実である。
いつまでも僕の心に残しておきたいために・・・。
いつまでも忘れない思い出にするために・・・。
それでいいじゃないか。
2004年のパース旅行記パースの宝物はここで終わるが、2006年・2007年にも再びパースに行くチャンスがあった。
もちろん、少し充電して2006年のパース旅行記もBLOGにアップしていこうと考えている。
しばらくはまた、平凡な生活のBLOGになってしまうだろうが、挫折せずにのんびりと書いていきたいと思っているところだ。
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2008年10月25日
再びパース空港で
再びパース空港で
(パースの宝物2004年6月)
レストランのサイモンズを出てから、Jさんは最後にキングスパークから見るパースの夜景をプレゼントしてくれた。
2年前の時にはキングスパークにはライトアップされた色とりどりのライトが浮かんでいたが、今日はない。
ほとんど真っ暗なこの丘から、今、僕は最後のパースに別れを告げている。
いつ見ても美しいこの街の灯りがまた僕を待っていてくれてるような気がした。
いや、僕はまたこの街に来るだろう・・・そう約束をして車に乗り込み、パースの夜景に別れを告げた。
写真上はパースの夜景をキングスパークから撮ったものだが、やはりド素人。
もっと光を入れられればいいのだが、バカチョンデジカメではこれでも精一杯の景色なのだ。
【空港の駐車場】
空港に着くまでの間、楽しかった旅行の想い出を振り返りながら、郊外の暗い景色を目を懲らしながら見ているのが精一杯でもあった。
パース空港について、この旅のスタートと同じ位置に立つ。ここから始まったパースの旅もここでおしまいだ。
【夜のパース国際空港】
受付カウンターで、帰国の手続きを取り、最後に2階の喫茶店でコーヒーをすすった。
別れの時間は刻一刻と近づいてきた。
僕は夏に会えるであろうJさんに、
「ありがとう」
の言葉を残し、それ以上の言葉が出てこなかった。
【搭乗手続きをする】
いつも、いつの時代も、別れはつらい。
大きく深呼吸を繰り返しながらも、旅行の締めくくりの時間を味わっていた。
Jさんも毎年、夏(日本の)になると日本に来る。
そのたびにあるとんかつ屋さんで食事をするのだが、それがJさんの最も楽しみにしていることらしい。
ぜひ、また実現したいものだ。
・・・
2008年10月25日の日記
天気予報では今日は晴れ間も出るということだったが、多分青空は出なかったと思われる関東(今日はほとんど地下2階にいたからね)。
帰り(23時頃)にはチラッと雨が降ってきているような感じだったが、明日あたりから晴れてくれるのかな?
明日も早朝からびっしり仕事だから空を見上げるのは朝だけになりそうだなぁ。
明日一日頑張れば、月曜は休み~(本気で嬉しい)。
がんばるぞぉ~。
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2008年10月24日
最後の晩餐(苦)
最後の晩餐(苦)
(パースの宝物2004年6月)
ホテルに着いてから10分ぐらいで、Jさんが迎えに来てくれた。
スーツケースを車に入れ込んで、ホテルを出る。
車の中では楽しかったパースの想い出を聞いてもらいながら、最後のディナーとしてノースブリッジに行くことになった。
このノースブリッジはJさんが子供の頃住んでいた町であることを知ったのは食事をしているときである。
夕べ行ったレストラングリークの前を通るときに、昨日誘われたお店の人がいたので、手を差し出して挨拶をしたら、覚えていてくれて声をかけてきてくれた。
オージーはフレンドリーなのだ。
日本(都会)じゃあまり考えられない。
軽く挨拶をしてその先を右に曲がった。
【酸味の効いたガーリックトースト】
Jさんに連れられていった店は、彼が子供の頃に住んでいた場所のそばにあるサイモンズという店で、ここもシーフードで有名な店である。
ほとんどのパンフレットに載っている。
そういえば今日は昼間も食欲がなく、夜は飛行機での機内食もあると思い、ここでも少なめにしておいた。
美味しい料理をいっぱい食べたかったのだが、やはり胸が詰まって食欲が出てこない。
【ちょっと甘めのエビチリ】
笑顔で弾む会話の陰で、やはりこの地を離れる寂しさみたいなものがこみ上げてくるわけだ。
それでもJさんは簡単につまめるガーリックトーストやイカリングやエビチリなどをオーダーし、ワインと一緒に乾杯をした。
イタリアン、特にトマト料理が好きになった最大の理由はパースに来てからだった。
スパゲッティでトマトソースを好んで食べるようになったのも、チリマッスルも、全てこの街で食べてからである。
もともとチーズ好きの僕だったが、よく食べるようになったのもパースに来てからである。
それ以来、日本でも飲みに行くと必ずといっていいほどチーズはお願いする。
食に対しても影響は大きかったが、なによりも人間性。
フレンドリーで、心豊かで、おおらかで・・・僕が失いかけていた心を取り戻してくれるのもこの国・・・、この街だった。
どうしてあんなにあくせく働かなければいけないのか、それで何を得て、何を失っていったのかってこの国が教えてくれた。
【Jさん、ありがと~】
今回の旅行でも友人S以上にJさんには多くのお世話になった。
スワンバレーからフリーマントルへの移動、モンキーマイアから帰ってきたときのお迎え、そして空港までの見送りなど。
Jさんが日本に来ても何にもお手伝いできずにいるのに、いつも僕のために動いてくれて、感謝しても感謝しきれない。
短い時間だったが、こうやって食事ができるだけで感謝。
そろそろ、レストランを出る時間だな。
・・・
2008年10月24日の日記
今日はほとんど雨の一日。
実は、数日前に今日は休みが取れる予定だったのだが、別の部署で責任者が不在のため、結局出勤ということに。
まぁ、いつものように期待なんてしていなかったんだけどね。
明日・あさってもびっしり仕事。
休日は27日(月)までおあずけ~。
たまにはどこかに行きたいなぁ~。
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2008年10月23日
ホテルに戻る途中
ホテルに戻る途中
(パースの宝物2004年6月)
キングスパークの慰霊碑を眺め、ちょっと厳かな気持ちになり、キングスパークをあとにした。
坂道を下り、ベルタワーまで歩いてみて感じたのは、実は思った以上に距離(遠いという思い)を感じなかったこと。
帰りは下り坂ということもあってか、歩いても30分程度。
これなら散歩がてらで歩くのは苦痛ではない。
歩いて発見ってことだね。
【夕闇のベルタワー】
今まではかなり遠い場所だと思っていたが、身近に感じることができたってわけ。
もしパースで2~3時間、時間を持て余すようなことがあったら、歩いてでもキングスパークに行って、世界一美しい都市パースを眺めてもらいたいものだ。
【ラングレーパークを歩く】
空がずいぶんと薄暗くなってきた。
町の灯りも点きはじめ、ゆっくりと闇の世界へと進む。
やはり、南半球の初冬も日中の時間は短いのは北半球と変わらない(笑)。
ベルタワーからさらにラングレーパークを横切り、ホテルに向かうことにした。
【街灯も点きはじめ】
パース最後の夜は友人Sのお父さんJさんと食事をすることになっているのである。
・・・
2008年10月24日の日記
久しぶりに関東も雨。
お昼までは雲の隙間から青空も覗いていたが、徐々に雲が多くなり、仕事で区役所に行って出てきたらあっという間にスコールのような雨。
ゲリラ豪雨には程遠いが、秋の雨って感じではない。
この雨、明日まで残るそうで、最近の天気予報としては満点かな。
天気予報の通りだったからね。
さて、今日もジャガイモを電子レンジで吹かして、じゃがバター・・・ではなく、こんなのを作ってみた。
【上に乗せたのはイカの塩辛~(ちょっと乗せすぎ?)】
北海道の居酒屋で食べて以来なんだけど、僕的にはバターよりも好きなんだよなぁ。
これで後はビールがあればそれでいいのだ。
ジャガイモ好き、塩辛好きな方、一度やってみて~。
絶対おいしいから、ね。
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2008年10月22日
キングスパークを後に
キングスパークを後にして
(パースの宝物2004年6月)
スワン川を挟んでパースシティの反対側の地域をサウスパースというが、サウスパースに行くにはフェリーがいい。
通勤に使っている人も多いという。
上の写真はクィナナフリーウエイ。
この道を通ればもちろんサウスパースを行き来できる。
それにしても全部で何車線あるんだろう?
僕は車でこの道を走ったことがあるが、さすがにどこの車線を走ればいいのか、パニックに陥ったことがある。
その大きな要因は英語の標識をすぐに理解できないから・・・だったんだけどね。
【空も明るくなってきたが】
朝は雲に覆われていたパースだったが、午後から少しずつ青空が見え始めてきたというのに、そろそろキングスパークを後にしなければいけない。
しっかりとこの美しい景色を目に焼きつけて、離れることにした。
【フェリー乗り場とベルタワー】
刻々とパースを離れる時間が近づいている。
淋しい思いでいっぱいだ。
・・・
2008年10月22日の日記
秋といえばサンマ。
ということで、今日はサンマを食べてみた。
サンマはやっぱり七輪の炭火で内輪でパタパタと扇いで焼くとおいしいよね~。
僕が小さかった頃、庭で、よく祖母や母がパタパタとやっているのを見て、手伝った記憶がある。
今の時代、マンションのベランダでパタパタやったら消防車が来るだろうな、きっと。
男の作る料理はやっぱり色気がないっていうか、食欲がそそられない(とほほほ)。
いや、それだけではない。
このサンマはフライパンにオリーブオイルを敷いてバジルを入れてじっくり香りを出した後に両面3分程度焼いたものだが・・・。
どうもおいしくない。
【サンマのオリーブオイル焼き】
何故って?
塩を振っておくのをすっかり忘れてしまったわけで・・・。
味がない。
こんなもんだよね~(涙)。
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2008年10月21日
慰霊碑のそばで
慰霊碑のそばで
(パースの宝物2004年6月)
(昨日・おとといはキングスパークからパースシティを一望できるスポットで写した写真を紹介したが・・・)
さらに奥に行くときれいに刈られた芝生が広がる広場がある。
ここから見るパースシティも美しいが、まず目に付くのは慰霊の碑。
このキングスパークにある慰霊の碑にある炎はいつまでも耐えることがない(写真上)。
僕はこの炎を眺めているのが好きだ。
なんだかこの周りに来ると気持ちが妙に落ち着くのである。
しばらくその前にかがみ込んでこの炎を眺めていた。
ゆっくりと炎を写真に納める。
【慰霊の碑】
勿論、第二次世界大戦ではオーストラリアも多くの被害を受けた。
そして、このキングスパークの最も美しい風景の広がる場所にあるのが慰霊碑。
慰霊碑の後方に広がるのがスワン川である。
【いつまでも平和でありますように】
上の写真↑は慰霊碑の正面だが、裏側に回ると戦争で命を落とした人々の名前が刻まれている。
全部読み上げているわけではないが、やはり残酷な時代に生まれた人たちが戦争の犠牲者となってしまったことで、この空間にいるだけで、平和の大切さを改めて感じる。
心の中で冥福を祈った。
【すばらしい空間】
そして、僕は最後に心の中で、またいつかこの地に戻ってきたいという思いをつぶやいた。
この地に眠る人々に平和な世界を知ってもらえたら、どんなにいいだろう。
・・・
2008年10月21日の日記
10月も後半に差し掛かっているが、日中の気温は軽く20度を超えている。
まだ今年も2ヶ月以上残っているが、ふと今年を振り返ってみると今月が一番穏やかな気候に感じる。
雨の多かった春・夏。
特に夏場はゲリラ豪雨という言葉が生まれたほど(昔からあったかどうかは知らないが)、毎日恐ろしい雨の日の連続。
しかし、やっぱり今年はどう考えてもおかしい。
9月・10月といえば台風の季節だというのに、まだこの秋、台風が来ていない。
いい天気が続くのは嬉しいが、何か恐ろしい気もしてくる。
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2008年10月20日
自然豊かな都会
自然豊かな都会
(パースの宝物2004年6月)
上の写真も勿論パースシティである。
手前には大きな森のような木々。
ここも公園になっている。
そのさらに手前が丘になっていて、その場が今僕が立っているキングスパークなのだが・・・。
こうやってみると都会でもしっかりと緑を大切にしている国だなぁってこともわかっていただけるだろう。
中央に高層ビルがあるが、その左下に同じような高さのビルが並んでいるのがお分かりかな?
上の写真を拡大してみたのがこれ↓
【2007年に~】
左のクレーンが見えるが、その並びにあるビル。
ここはマウンツベイビレッジと呼ばれるコンドミニアム8棟。
このコンドミニアムの一番右奥に宿泊したのが去年(2007年)だったのだが、このときにはまさかそこに宿泊するなんて思いも寄らなかった。
ただ色鮮やかなパステルカラーのビルを見ながら、こういうところに泊まってみるのも悪くないなって思っていたのは事実である。
【スワン川も一望できる】
パースシティの右側にはスワン川。
まるで海のように見えるがれっきとした川である。
遥か遠くは小高い丘陵になっていて、景色もとにかくすばらしいの一言。
そして、
ようやく分厚い雲が切れかかり、青空が・・・。
・・・
2008年10月20日の日記
唐突ですが、
みなさんはジャガイモが好きですか
僕はこの間まで特に好きだとか嫌いだとか考えたことがなかったんだけど、ね。
ジャガイモって肉じゃがやカレーライスに入る野菜のひとつぐらいにしか考えてなかったんだよね。
その上、北海道出身ということで男爵イモが当たり前で、ここ数年は荷崩れしないメークインが主流だったような気がする。
だけど、メークインはあんまり好きではないので好んで食べることはなかったんだけどね。
しか~し、最近ちょっと口にして、こんなにおいしいジャガイモがあるのかって思った品種がある。
それが、これ!
【じゃがバター】
写真で見たってわからないよね~。
北あかりっていうやつ。
北海道産だよ、これ。
男爵よりも煮崩れせず、甘さがある。
ホクホク感もいい。
近所のスーパーでは品種を書いていないので、買うことはないのだが、北あかりとわかるとついつい手に取ってしまうほどおいしい。
で、じゃがバターを1つ作ってみた。
ジャガイモをよく洗い、軽く拭いたらラップで包んで電子レンジで4分。
はい!出来上がり!
この冬、ちょっとはまりそうな一品になりそうである。
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2008年10月19日
圧巻パースシティ
圧巻パースシティ
(パースの宝物2004年6月)
キングスパークから見るパースのシティは圧巻である。
これが青空だったり、夕焼け空だったり、星空だったら、本当に圧巻なんだけどね。
今回の旅行でのパースシティは比較的雨雲に覆われていて、思ったような写真は撮れなかったんだけどね。
自然には逆らえないしね。
それでもやっぱりキングスパークから臨むシティは何度見ても心が洗われる気がする。
夏でも秋でも冬でも僕の好きなスポットのひとつである。
【都会だよ、やっぱり】
ほんとはね、絶対春が一番いいと思うんだよ。
だけど、南半球の春は9月から11月ぐらいで、最も僕にとっては長期休暇を取りづらい時期でもある。
ワイルドフラワーが咲き乱れる時期だから、一度はそんな花に囲まれてみたいんだけどね。
未だにその期間だけパースに足を踏み入れたことがない。
【パースシティ】
ちょっとウィキペディアでパースを検索してみた。
パースは、オーストラリア連邦西オーストラリア州の州都である。
人口は2004年6月に150万人を超え、同州では最大、オーストラリアでは第四の都市である。
街は大変美しく「世界で一番美しい都市」と言われることもある。
と紹介されている。
【緑も多い都市】
初めてパースに行ったときには100万人強だった人口も10年ぐらいで150万人を越えているってすごいね~。
なぜこんなに増えたかって?
それは西オーストラリアには豊富な資源が多く、たとえば金・銀・財宝(笑)、それを掘り起こそうとするお金持ちが大勢移住しているからなんだよね~。
まだまだ未知なる土地ってわけだね。
・・・
2008年10月19日の日記
気持ちいい風だね。
こんな日がしばらく続いてくれると嬉しいんだけどね。
今日は朝からびっしり仕事だったので、それほど書くこともない。
ちょっと睡眠不足だから、そろそろ寝なきゃ。
ではでは~。
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2008年10月18日
森林浴にいいかも
森林浴にいいかも
(パースの宝物2004年6月)
キングスパークの入り口であるフラッシャーアーベニューをゆっくりと歩く(写真上)。
このあたりを含め、車で来るとただ通り過ぎるだけの道だったが、この広い公園には実はいろんなスポットがある。
景色はいうことがないほど美しいが、緑多く、花々が咲き乱れ、森の空間にはいくつものオブジェがあり、多くの人を楽しませてくれる。
【大きな木なんだよ、これ】
それを見た方がいいのかどうかは興味があるかないかの問題だが・・・。
ユーカリの木が立ち並ぶフラッシャーアーベニューを歩きながら何度も何度も、
「あ~、青空だったらどんなにいいか・・・。」
と、そればっかりを考えながら歩いていた。
この通りの途中にある物を写真に撮ってみた。
【誰だったかなぁ】
キングスパークに行くたびにモニュメントや像などをしっかり眺めて、名前を記憶してくるのだが、そう簡単に覚えきれず、誰の像なのかは不明(苦笑)。
記憶力低下ってやつだね(一人で納得)。
パースに関わりのある人だということだけは確かなんだけどなぁ~。
広大なキングスパークのほんのわずかな部分でしかないが、もっと奥に歩いていけばもっと多くのモニュメントなどもあるのだが。
【ビクトリア女王像】
キングスパークを徒歩で回ったら、一日では回りきれないのではないだろうか。
それほど多くの時間はないのでパースの景色が一望できる丘の方に向かって歩いていくことにした。
・・・
2008年10月18日の日記
M君が亡くなり、今日がお通夜、明日が告別式という連絡が入ってきたのは昨日の夜。
しかし、僕は両日共に行けるわけがなく、心苦しい思いで一日を過ごした。
せめて最期の別れにM君に声をかけてあげたかったのに・・・。
僕以上にM君と親しかったU君も別の部署の責任者格のために、彼も涙を飲んだに違いない。
僕ら2人以外の仲間は今日、または明日、M君にお別れをしに出かけるとのこと。
Kちゃんに心を託して、僕の分まで声をかけてくるように伝えたが、遠い空の下・・・僕の言葉、聞いてくれたかな。
M君、君が群馬県から東京に出てきて、一人暮らしを始め、学生生活を大いに楽しんできたはず。
大学の仲間がどんどん増え、僕らの職場にアルバイトでやってきたのは今年の初めだったね。
おとなしい性格で、仕事もしっかりとこなしはじめた頃、僕らの異動があり、3月には別れの挨拶をしたばっかりだった。
君がバイク好きだったことを知ったのはその後で、バイクについて語ることはなかったね。
たまに前の職場に行くことがあり、そこで会っても小さい声で
「こんにちは」
と言う君は相変わらずのはにかみ屋さんのように思えた。
その度に、僕は
「頑張ってる?」
と声をかけたのを覚えているかな?
「ここでの仕事が嫌だったら、いつでも声をかけてくれよ。」
忙しい夏が過ぎ、僕もめまぐるしい時間を過ごしていたから、最近はちっとも声をかけていなかったのが後悔だな。
それにしても仲間ってすごいね。
3月まで一緒に仕事をしてきた仲間やアルバイトの多くは4月に辞めてしまったというのに、みんな君の最期の別れに行ったらしいね。
人間関係が希薄な都会の人々が多い中、命の大切さはみんな知っている。
仲間の大切さを知っている。
その仲間たちのためにも天国で見守ってあげてくれよ。
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2008年10月16日
坂道を歩こう
坂道を歩こう
(パースの宝物2004年6月)
旧国会議事堂をさらに登って行くとキングスパークの入り口がある。
上の写真は坂道の途中で見えるハイウエイ。
リーダーヴィル編でも書いたが、ハイウエイとは言っても有料道路ではない。
【やっぱり曇り空】
風はほとんどないが、この時間になってもまだまだ曇り空。
やっぱり青空には出会えないのかな。
それでも明るく感じるのはお国柄だろうか。
【ここを曲がると】
坂道を登りきると、この標識。
左に曲がるとキングスパークとなるわけである。
そういえば、パースは比較的坂道の多い都市である。
広大なオーストラリア大陸のわりにはってことなんだけど、ね。
そんなに急な坂道ではないが、緩やかな坂道が多い。
もちろんキングスパークは丘の上にあるので、この辺りは想像以上に斜度がきつい。
やっぱり車で行ったほうがいいかも・・・ね(苦笑)。
・・・
2008年10月16日の日記
仕事が終わってから、ちょっとだけ飲んで帰ることに~。
職場のそばにあるステーキハウス『KENNEDY』ではステーキやハンバーグなどALL半額なんだけど、ステーキ類が僕の目的ではない。
目的の一番はビール~♪
で、必ず頼むのがこれ!
【ポテトフライ】
そ、そ。
よく行く温泉でもポテトフライはかかせない。
だけど、ハンバーガーショップなどで売っている細いポテトフライはあまり好きではない。
しかもこのポテトフライ、普通の味ではない。
アンチョビ味なのだ~。
アンチョビといえば、どうしてもパスタをイメージしちゃうんだけど、ポテトフライにすると、多少冷えても最後までおいしく食べられる。
はまっちゃうよ。
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