パース便り2011
2011年05月24日
K子のパース便り №14
昨日、今日と2連休。
また明日から仕事だ。
昨日は一日中、部屋でゴロゴロして過ごした。
で、今日・・・、
メールをチェックしたら、
偶然にもK子からのメールが。
しかも日本語で(笑)。
ただし、残念なことに写真は添付されていなかったので、昨日に引き続きワイナリーで写したもの(というか、葡萄の写真しかなかった、笑)を掲載することにした。
【サンダルフォードの葡萄の木、奥の木はワイン用かな】
しばさん、お元気ですか?
私は先週の金曜日にアルバニーからパースに戻ってきました。
やっと日本語でメールが打てる環境に(笑)。
ゴールデンウイークの営業、お疲れ様でした。
あれからあまりにも時間が経ってしまって何を書いたらよいのか・・・?
まず、私の茨城の実家ですが、家族は怪我もなくみんな無事だったようです。
しばさんの叔父様と同様、地震当日は電話が繋がらず、翌日になってからメールで無事を確認しました。
家は屋根瓦が落ちたと言ってましたが、それ以外にもきっといろいろ損傷があったと思います。
私だけ海外にいて、何の影響もなく、のほほんと暮らしているのが心苦しいです。
叔父様が埼玉に避難され、その後、お家の方に帰られたのでしょうか?
職場のみなさんも元気にしていますか?
【大きな葡萄の房だね】
さて私はこれからとりあえずパースで住む所と何かしらの仕事を探すつもりでいます。
こちらの季節はすっかり秋ですよ~。
風が冷たいです。
北海道ほどではないですが。
近いうちにパソコンを買う予定でいます。
やっぱりないと不便ですね。
でもとりあえず住む所が先かな?
パソコンを手に入れたらいろいろ写真を送ります。
とりあえず、またメールしますね。
では~。
K子
【僕個人はオーストラリアの葡萄が好きで、よく食べていた】
パースはすっかり秋の装いのようだ。
まぁ、それにしてもアルバニーでの生活はどうだったのだろう。
ピッキング作業となればいわゆる農作業のようなものだったのではないんだろうか。
一日何時間働いていたのだろう。
何を収穫していたのだろう。
どんな生活をしていたのだろう。
仕事ばっかりしていたのだろうか?
遊べたのだろうか?
観光に出かけたり(南極海に面した町だからホエールウォッチングとか?)、お酒を飲んだり、エンジョイしていたのだろうか。
まるで親心のように心配になる。
これからは日増しに寒くなっていく季節。
僕自身が体験した5月はそれほど寒いとは思わなかったし、6月も気持ちのいい日が続いた記憶がある。
秋とはいえ、コートを着るような寒い日はなく、むしろ日中は半袖でも充分だったが、さすがに夜は寒い記憶が残っている。
それでも生活しづらい気候ではなかった。
K子はパースに戻って来てからどこに住んでいるのだろう。
前にホームステイしていた所だろうか。
住まいを探すにしてもシェアした方がいろいろと楽かもしれない。
まぁ、彼女のことだ。
住む家がなくても雑草のようにたくましく野宿しているかも(笑)。
オーストラリアの葡萄って楕円形なんだよ。
皮も一緒に食べられるものもあって甘くておいしい。
そういえば、葡萄に限らずスイカやメロンも楕円形だったなぁ。
日本の葡萄もスイカもメロンも丸いのに、世界にはまだまだ変な形のフルーツがあるんじゃないかな?
2011年05月23日
K子のパース便り №13
夕べは疲れているにもかかわらず、遅めの就寝だったので、今朝はかなりのんびりと起きることに。
何もない休日だから、それはそれで嬉しいのだが、朝からどんよりした空だったので、更に何もしたくなくてテレビを見ては布団の中でゴロゴロしているだけで時間が過ぎてしまう。
夜になると、そんな一日に後悔してしまうわけで・・・。
九州地方では20日も早い梅雨入り。
今年の夏は早く来るのかな?
そういえば夏の間に何通か来ていたK子のメール。
あ、夏っていっても南半球の夏だから、ね。
1月ぐらいってこと(笑)。
まだアルバニーに行く前なんだけど、彼女はパースで結構エンジョイしていたようなのだ。
この間アップしたロットネスト島もそうだが、このときは・・・、
【田舎道のスワンバレー】
スワンバレーに足を運んだという。
僕もパース旅行の際にはほとんどスワンバレーを行程に入れていたのだが、初期の頃はこの近辺に友人Sが住んでいたからである。
もちろん彼は今、さらに奥のバインズという所に住んでいる(笑)。
スワンバレーはワイナリーで有名な田舎町。
あちらこちらにワイナリーがあって、観光客も年々多くなってきている。
K子はナント電車にバイク(自転車)を積み込んで、目的地に着くとバイクで走り回っているらしい。
なかなか日本では自転車を電車に乗せるってことはできないと思うのだが、向こうではそれも日常の光景でもある。
もしかしたら時間帯によっては自転車を乗せることはできないのかもしれないが、その辺のルールは今一わからない。
今度K子に聞いてみることにしよう。
彼女のメールによると、ギルフォード駅からスワンバレーに向かい、ワイナリーを数軒回ったようである。
【サンダルフォードワイナリー】
送られてきた写真はサンダルフォードワイナリーで、僕も2~3回行ったことのある場所である。
実はギルフォードから結構近い場所にあって、歩いても30分かからないのではないかな?
いわゆるスワンバレーの入口なのだ。
この日はかなり暑かったと書いてあったが、写真を見るとシャワーが降ったのではないかと思われる道路の濡れ具合。
シャワーというのは通り雨のことで、スコールのようなもの。
オーストラリアではよくある自然現象である。
【空の青さ、広さが大地を感じる】
サンダルフォードワイナリーはスワンバレーでも1、2を争うほどの広大な敷地に葡萄畑がある。
真夏は高温で雨もほとんど降らないので、草が枯れてしまい(写真手前は草が枯れている)、日本の秋のような風景になってしまう。
行けども行けども葡萄畑なのだ。
【思い出いっぱいのロゴ】
彼女はここで試飲でもしたのだろうか。
実はこのワイナリーの奥にレストランがあって、そこで食べた食事は本当においしかった思い出がある。
あ~、彼女にそれを伝えておいてあげればよかったなぁ。
【写真:K子提供】
2011年05月20日
K子のパース便り №12
あっという間に週末だ。
毎日、時間に追われているような気持ちが続いている。
昔はもっと一日が長かったような気がするのだが・・・。
今日も暑い一日。
部屋にいるときはエアコンなしでも過ごしやすいのだが(仕事が遅番系だから午前中は家でゴロゴロしているわけ)外に出ると気温差が激しい。
まだ25度前後だというのに・・・。
さてさて、K子から送られてきたロットネスト島の残りの写真もアップしておかなきゃ、ね(昨日の続き)。
【ロットネスト島(4)】
真夏のロットネスト島のビーチでも多くの人がいるわけではない。
日本じゃ、ちょっと考えられない風景だ。
しかもこんなにいい天気(写真を見るだけで判断するのはどうか、とは思うが)なのにね。
そう・・・、
ここは本土ではないから一日に入島できる人数だって限られているからだろうね。
【ロットネスト島(5)】
彼女のメールには、『私は海で泳いではいない』との文面があり、もったいなぁぁいって思ったわけで、しかも真夏のロットネスト島に来たのなら一度は海に入らなきゃ・・・って、代わりに入ってあげたい衝動に駆られる。
インド洋に面したロットネスト島であるが、やはりすぐ南は南極海。
海流の向きによっては、水温もずいぶんと低くなるようだ。
僕自身も何度か海に入ったが、長く入っていられないほど冷たかった記憶が残っている。
外気温は40度近くなっていたのに、ね。
【クォッカ】
このかわいい動物はクォッカといって、驚くことにこの島にしか生息しない。
見た目はカンガルーを子犬程度の大きさにしたような動物だ。
K子もこのクォッカに遭遇したんだね。
もちろんカンガルーやワラビーと同じ有袋類だ。
ロットネスト島の由来はこのクォッカから来ていて、初めてこの島に上陸した人がこの島に住む動物をネズミと勘違いして『ラット(ネズミ)のネスト(巣)』の島と発声したことからついたと言われている。
ネズミにしてはちょっと大きいが、かなり人なつこくて食べ物を差しだすとどこからとなく出てくるのだ。
僕なんか、地べたに置いておいたディパックに顔を突っ込んで物をあさろうとしているクォッカに悩まされたけどね。
K子からの写真を眺めていたら、もう一度パースに行ってみたい衝動に駆られている自分がいる。
そういえば、そろそろ彼女もアルバニーからパースに戻ってくる時期だろう。
また面白い写真を送ってくれるのを楽しみにしているんだけどなぁ。
2011年05月19日
K子のパース便り №11
日中、一時間ほど仕事で外に出ていたのだが、今日は汗ばむほどの陽気。
暑かった。
それでもまだ真夏とは違い、空気は乾燥しているからいいが・・・。
この先、湿気を含んだ空気が身体にまとわりつく季節のことを考えると、やっぱりしんどくなるよね。
今年は夏を歓迎したくない気持ちだ。
節電問題はどう乗り切るかってことを考えるだけで憂鬱になる。
昨日のブログではパースに住む友人Sの奥さんのT子からのメールを書いたが、今日は再びワーキングホリデー中のK子のメール。
とはいえ、昨日、一昨日送られてきたものではない。
南半球が真夏だったときに送られてきたものなのだが、すっかり写真をアップするのを忘れていた(汗)。
彼女がパースで生活を始めた頃に、応援メールを何通か送り、僕自身が経験した幾つかの観光スポットを紹介しておいたのだが、その一つにロットネスト島という島を推薦しておいたのだ。
ある程度パースの生活に慣れ、時間に余裕があったら是非夏の間に一度は行ってみるといいよ、と伝えておいたのだが、やはり彼女もずいぶんと興味があったようで・・・。
ロットネスト島というのはパースの西、インド洋に浮かぶ島である(もちろんブログでも何度か紹介しているが)。
【ロットネスト島の地図】
これはロットネスト島のパンフレットをスキャナーで取り込んだもので、折り目がついているのだが(笑)。
過去に数回、この島に足を運んでいるが、主に行っているのは地図の北東(右上)のピンキービーチというところである。
桟橋から徒歩でも15~20分程度か。
また2004年にはレンタサイクルで赤いラインの部分をサイクリングしたこともある。
K子には自分の知っている範囲でロットネスト島を紹介しておいたのだ。
しかし・・・。
【ロットネスト島(1)】
彼女から送られてきた写真は、見たことのない風景の写真ばかり(汗)。
それでもこのゴツゴツした岩と白い砂のビーチはロットネスト島に違いない!
さらにはこの海の青さ。
関東に住んでいる僕にはこの海の青さが目の毒だ。
【ロットネスト島(2)】
この頃から彼女からのメールは英文でしか来なくなってきていたので(なかなか日本語の使えるPC環境ではないのだろう)、詳しいことは書かれていないのだが、ロットネスト島の南側のビーチだと書かれていたので、サイクリングで廻ったときの途中のビーチかと想像できる。
またビーチには多くの人がいないので、東側や北側ではないことも想像できる。
【ロットネスト島(2)】
こんな風景を目にしていたら、今日本で起きている惨状なんて想像できないよね、きっと。
日本にいなくて良かったのかもしれないな。
明日も残りの写真をアップする予定だ。
2011年05月18日
T子からのメール
今日は仕事が休みだったので、GWの狭間に行って以来2週間ぶりに近場の温泉に行ってきた。
それなのに・・・、
途中で、デジカメを忘れたことに気付いたが、時すでに遅し。
まぁ、よく来る温泉だから別にいっか~。
爽やかな気候で、お風呂も内湯より露天の方が気持ちいい。
ちょっと長く入り過ぎたせいか、日中から飲むビールがおいしいっ。
最近ではこんな時間が至福のひとときと感じるようになってきているわけで・・・(苦)。
帰宅後、メールチェックをすると・・・、
久し振りにT子からのメールが。
T子とはオーストラリアのパースに住む友人Sの奥さんである。
友人Sと一緒に仕事をしたのはかれこれ10数年前のこと。
彼が日本に来てから5年間同じ職場で仕事をしていたわけだが、その間に付き合っていた別の部署のT子と結婚。
それ以来、僕も何度かオーストラリアを訪ね、そのたびにお世話になりっぱなしだったわけだが。
数日前に久し振りに友人S宛てにメールを送ってみると、返信はT子からだったのだ。
その一部を抜粋。
しばさん、こんばんわー!!
お久しぶりです。
Sは仕事が忙しくってメール返信するのに時間がかかるから、私が勝手に返信してます。
彼を待っているといつになるかわからないから。。。(苦笑)
勝手にやって怒られるかもー。。。
さて、日本は本当に大変なことになってしまいましたね。
私もはじめの方は泣いてましたが、今はもう祈るしかないです。
それから北海道に行ったり来たりって書いてあったけど、お母さんの具合でも悪いんですか。
大丈夫ですか?
みんな元気でいること、願っています。
久し振りに雪の写真素敵でした。
ありがとう!!
私たちは子供が小さくて、しかも全部男だから毎日戦争のように忙しくて、クレイジーな日々を過ごしてます。
私もなかなかメールを見る機会がなくって。
ホントに、子供を寝かした後は、私たちゾンビみたいで、私なんかすぐベッドに行く毎日です。
Sは子供の世話が終わった後に、夜コンピューターで仕事をしている毎日です。
夫婦でゆっくり話す時間もなかなかないですが、みーんな元気に仲良くやってます。
今年で結婚12年になりましたー!!
はやーい!
日本もいつか家族全員で行きたいねって、夢のような話はしてるけど、5人家族になると現実にはきつくて行けません。
私も働いてないし、お金なーい!!!(笑)
もう何年も帰ってないよー。
放射能のことが起きてからはもっと行く足が遠のいてしまったって感じ。
私一人で帰るのはいいけど、子供はねー。
しばさんもお体、気をつけて!
T子
友人SもT子も忙しそう(汗)。
T子の実家は僕の住む町の隣町にある。
地震のあった日、その近くを通ったので立ち寄ろうかとも考えたが、それどころではなかったしね。
放射能問題はほとんどない県だが、それでもオーストラリアではどのような報道がされているのか・・・ちょっと恐い。
パースに最後に行ったのは2007年だからかれこれ4年振り。
僕もメールを億劫がって年に1~2度程度しか送っていない。
友人S宛てに送るメールは英語とひらがなを混ぜたものになるので、さらに億劫なのだ。
ひらがなだと意味が繋がらなかったり、ついつい難しい日本語(外国人にとっては)を使って、また訂正したり、説明を入れたりと、しんどいんだよね。
T子も子育てに追われている身。
それでもこうやってT子から返信が来て、安心。
そうだ!
これからはT子宛てに送って、彼女が友人Sに英訳してあげればいいんだな(ふふふ)。
もう4年も英語で話をしていないから・・・すっかり忘れているし。
今回友人Sにメールを送ったのは、職場仲間のK子を紹介してあげようと思ってのこと。
僕自身がパースに行けない代わりに一度ぐらい友人SやT子に合わせてあげられたらなぁって、計画中なのだ。
実現するかな?
2011年05月16日
K子のパース便り №10
メールチェックをしていたら・・・、
おっ!
久し振りにK子からメールが・・・。
K子とは去年の秋に職場を退職したスタッフで、現在ワーキングホリデーを利用して西オーストラリアに行っている仕事仲間である。
あの大震災後、お互い全く連絡を取れずにいたのだ。
実はK子の実家は茨城県で、やはり今回の大震災で被害の大きかった地域の県なので、それも心配ごとの一つではあった。
幸いにも彼女の実家は内陸側だから津波による被害などはなかったが、未だに地震が多く発生しているので予断は許せないとは思うのだが・・・。
地震発生後、僕も彼女にメールを送るどころではなかったので、ついついおざなりになっていたのは事実だ。
それでも2~3通は送っていただろうか。
ところが、彼女からの返信はまったく途絶えてしまっていたのだ。
もしかしたら彼女の実家で何かあって、日本に戻ってしまったのではないだろうか、と脳裏をよぎる。
まぁ、そうだったら、そのうち連絡は来るだろうが・・・と思うようにしていた。
ただ、震災前に彼女から、
『パースを離れて3ヶ月ほどアルバニーでピッキング作業をしてきます。』
という内容のメールを受け取っていた。
アルバニーとは西オーストラリア州の南に位置し、パースから400km南下(位置的にはパースの南東)した海に面した町である。
人口はわずか25,000人ほどの小さな町(パースは150万人)で、それでも西オーストラリア州第6位の人口だという。
アルバニーに面している海は・・・南極海。
彼女は地球のほぼ真下にいるっていうわけだ(笑)。
気候も当然ながら寒いだろう(涼しい???)。
それでもパースと同じ地中海性気候に位置してはいるが、緯度が低い分だけ平均気温も下がっているはずだ。
僕も昔、アルバニーより西になるが、南極海に面したオーガスタという町まで行ったことがあるが、真夏だというのに寒くて長袖のトレーナーで暖を取った記憶がある。
5月ともなると秋から冬の気候に変わってきているはずだ。
当然生活環境も変わり、PCが自由に使える図書館やネットカフェのような場所も多くはないだろうし、近くにあるとは限らないのでなかなかメールをチェックできるチャンスがないのが大きな理由でもあったようだ。
もちろん日本で起きた大地震はニュースで知っていたとは思うが、地球の裏側にいると多くの情報が入っていたわけではないだろう。
彼女からのメールは以下の通り・・・。
Dear Shiba-san
Hello.I'm so sorry I couldn't check E-mail.
and make you worry about me....sorry.
I'm fine, and still in Albany.
I'll go back to Perth may be 2weeks later. and I wanna look for another work in there.
I'm realy realy worry about Japan. But I can't do anything...sorry
How's your life and work???
I hope your life will be peaceful
See you!!
うひゃ、英語だよ、英語!
最近英語がもうわからなくなってきてるんだけど~(涙)。
まぁ、あと2週間ぐらいでアルバニーを離れ、パースに戻ってくるっていうことが書かれているね。
元気そうなK子からのメールでちょっと安心した、って話(笑)。
2011年02月08日
K子のパース便り №9
今日も自動アップで配信。
今頃、僕は北海道の雪の中で路頭に迷っているかもしれない(笑)。
なんて冗談はさて置き(2月9日以降のブログが書かれなかった場合はそうなっていることもあり得る)、今日も南の国オーストラリアの話を。
去年の12月半ばに、パースのクリスマスシーズンの風景を写真に写して送ってほしいとK子にお願いしたのだが、その後しばらくK子からのメールが滞っていた。
パースに旅行をしても、なかなか夜のパースを写真に写すことはないからだ。
ましてやクリスマスデコレーションとなると期限も限られているしね。
その時代、まだデジカメが普及されていなく夜に風景を写すことが困難だったこと、そしてデジカメも初期のものは夜の撮影はほとんど写らないなどの理由もあり、僕の思い出のアルバム(はて?)には夜の風景などはほとんどないからである。
今の時代はデジカメもかなり高性能なものが多く、夜の風景もきれいに写るんだけどね。
あ~、15年前に今のデジカメがあったらなぁ~(ためいき)。
と、ためいきばかりでは前進しないか(笑)。
で、K子には夜にシティに出かける際に機会があったら夜のパースも写してねって伝えておいたのだが・・・。
パースのクリスマスシーズンは年を越して、一月いっぱいぐらいはこうやってデコレーションをはずさないでいる。
日本はクリスマスの翌日にはすぐに正月バージョンになってしまうけどね。
ここはパースシティの中心街。
日中は多くの人で賑わう駅前も21時を過ぎるとほとんど人通りが途絶えてしまう。
そういえば、僕の故郷の小樽も21時ともなるとお店は閉まるし、ほとんど人がいなくなってしまうんだけどね。
普段当たり前のように21時半まで仕事をして23時に帰宅する僕はそうの時間でも大勢の人とすれ違っているわけで、ギャップを感じてしまう。
K子から写真の場所については書かれていないが、このデコレーションは!!!
パース駅を挟んだシティの反対側のノースブリッジと思われる。
え?
それともベルタワーに続くバラックストリートかな?
そして最もわからない(笑)写真!
シティだとしたら何となくマイヤーデパートのような気もするが。
大きな建物のイメージっていえばそうなっちゃうんだよね~。
そんなK子も2月2日にパースを離れ、アルバニーという町に行ってしまったようだ。
アルバニーとはパースから更に南下した位置にある町で、南極海に面した町だ。
そこでイチゴのピッキングの仕事をしながら3ヶ月過ごし、再びパースに戻ってくるらしい。
彼女はもともとピッキング作業をしたかったようだし、街中に住むよりもあまり人のいない小さな町で生活したかったようなので、それはそれでいいのだろうけど・・・。
毎日40度近い気温のパースから、いくら夏でも目と鼻の先に南極大陸のあるアルバニーとなると気温差が激しいはず。
まちがいなく北海道の夏よりも寒い。
僕も南極海まで足を伸ばしたが、夏とはいえ、かなり寒かった記憶しかない。
一段落したらまたメールが来るだろうが、あれから一週間・・・、ちゃんと生き伸びているだろうか。
2011年02月07日
K子のパース便り №8
今日から3日間は帰省のため、ブログは自動アップで(笑)。
前回の帰省は去年の6月だったからかれこれ8ヶ月ぶりとなる。
極寒の北海道ってことで、このまま雪に埋もれてしまっているかもしれないが・・・。
3日後のブログはしばらくは北海道談義になるかもしれないね。
ということで、北海道滞在中のブログは・・・、
これまた正反対のパース(オーストラリア)の話でも・・・。
とはいえ、僕の体験談ではなく、久し振りにK子の登場だ。
昨年暮れあたりからK子からのメールが滞っており、ちょっと心配していたのだが・・・。
実は年末年始は近所の図書館の休館だったりで、PCに向かえなかったという言いわけめいた(笑)メールが届いたのが1月中旬。
僕自身は年末年始は暇を持て余していたのだが、それとは逆に1月中旬から下旬にかけて忙しく、ブログどころではなかった・・・という言いわけもあり(爆)、K子からの写真もアップせずにいた。
ついでだから、僕の留守の間にアップするのもいいかな~なんて思いつき、送られてきた数枚の写真を載せることを思いついたわけだ。
K子自身、あまり生活の多くをメールでは伝えてこないが、結構広範囲で楽しんでいる様子も伺える。
1月26日はオーストラリアの建国記念日。
オーストラリアディという祝日で各地で色々なイベントがあるようだ。
僕自身は1月に何度かパースに行っているが、いつもオーストラリアディの前に帰国してしまうので、どんなお祝い事があるのかわかっていないわけで・・・。
まずはK子からの写真、1枚目。
日本が寒波に見舞われている時期、地球の反対側では半袖シャツで楽しんでいるっていうのが不思議に感じてしまうね。
ここはパースシティからスワン川沿いに広がるラングレーパークだろう。
この公園で大勢の人が集まっているのは何かのイベントが開催されるからだろう、きっと。
左側にそびえ立つ四角いビルは2007年にはなかったもの。
パースもどんどん変わっていってるようだ。
ここは景色的にキングスパークだと思われる。
K子からのメールでは写真の説明がほとんどないので想像でしかないが・・・。
ユーカリの木にしてもその手前の斜面にしてもキングスパークだと・・・90%は思われる(ちょっと自信がない)。
それにしても日中にキングスパークにシートを敷いて、何を見ようとしているのだろう。
K子の写真はこの順番で添付されてきていた。
ラングレーパークからキングスパークまで移動し、再びラングレーパークに戻ってきたのだろうか。
公園と公園の移動は自転車だと15分か20分程度だとは思うが、キングスパークって結構坂道を登るんだよ。
暑い日の自転車での移動は大変だと想像しちゃうんだけどね。
まぁ、K子のことだから平気でやりのけてしまいそうだが。
そうそう、3枚目の写真を見て遠い昔を思い出した。
これはその写真を大きくしてみたものだが・・・。
超高層ビルの手前に緑色のビルがあるでしょ。
NEW ESPLANADE HOTEL って書かれたビル。
僕が初めてパースに来た1994年、最初に泊ったホテルだ。
あまりきれいとはいえないが、それでも安くてシティにも近かったので安心だったけどね。
このホテルだって8階建てぐらいなのに小さく見えてしまうのは、周りの超高層ビルのせいだろう。
普段は芝が敷き詰められているラングレーパークもオーストラリアディのイベントでステージなども作られ、ここでコンサートでも開かれたのかもしれないね。
青空のきれいなパースの一部だ。
あ~、また行きたくなってしまったよ。